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「やぁ!
こんばんは快斗君!」
快「どわああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


とある美術館の人のいない廊下


警備員に変装した快斗にAが声をかけてきた

快斗は本気で驚き声をあげた






今日

夜の22時

宝石を盗む予定でいる快斗

既に予告状も出していて準備を整えていた

そして現在の時刻が18時

時間はまだ大分早いが念には念をと警備員の変装をし下見をしていたら

ひょっこりとAが現れ声をかけてきたのだ


あろうことか快斗の名前を言いながら






快「(や…やべぇ…!!)」

Aが突然現れたのと本名を呼ばれた驚きで思わず大声をあげてしまった

快斗の目の前でAが目をぱちくりさせている



快「っ!」
「!」

その時聞こえてきた足音

快斗は急いで床を蹴ると高い位置にある通気口の蓋を外し体を突っ込んだ






コ「A!!」

足音の主はコナンだった

Aを見つけ声をかけてくる



コ「今こっちから声しなかったか!?」
「!えっとー…さっき男の人が…
…うん
叫びながらあっちのお手洗いに駆け込んでいったよ」
コ「は!?何だそれ!?
変質者か!?」
「変質者じゃなくて…
…漏らしちゃったんだよ」
コ「…なるほど」



快「(いやおい名探偵!!
そんなふざけた嘘に納得しちゃうのかよ!?)」

通気口から二人の会話を聞いていた快斗は心の中で突っ込む

しかしいくらふざけた嘘でもAの事は信用しているコナン

Aが変質者じゃないと言えば変質者じゃないのだ



コ「…つうかA
いなくなったと思ったら何でこんな人のいない場所にいるんだよ?」
「えっと…お手洗い行こうと思ったら迷っちゃって
たった今見つけたところだったんだ」
コ「…ならいいけど
予告前にキッドに誘拐とかされんなよ?」
「大丈夫さ!
それより私はお手洗い行ってくるからコナン君は先に戻っておくれよ
すぐ戻るから」
コ「戻ってくる時知らねぇ奴について行くんじゃねぇぞマジで」
「安心しておくれよ
今日は知ってる人にしかついて行かないから」
コ「それならい…
“今日は”って何だ」


そして展示品が飾られている場所に戻っていくコナン



「!」

再び人がいなくなったところで

通気口から快斗が降りてきた

若干困惑した表情でAを見る



快「…え?
もしかしてAってあのボウズの秘密知ってる…?
あいつ素で話してたけど…」
「ん?
知ってるかもしれないけど詳しい事は知らないさ
多分」
快「“多分”!?」

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みひろん(プロフ) - 拝見させて頂きました☆とても良い内容で楽しくて楽しくて♪更新が気になりす (2021年5月3日 22時) (レス) id: 3625b37890 (このIDを非表示/違反報告)
さの - 続き楽しみにしてます!ストーリーも設定も何もかもが好きです。頑張ってください (2021年4月24日 11時) (レス) id: f21a562c74 (このIDを非表示/違反報告)
りゅうび - コレ見てるのが唯一の癒しです…!!!ほんと好き…作者様愛してる… (2021年4月22日 11時) (レス) id: 1863eb5089 (このIDを非表示/違反報告)
いよ - 続きが気になります!とっても面白くて読みやすいので!これからも頑張ってください! (2021年4月18日 12時) (レス) id: 4f68d69473 (このIDを非表示/違反報告)
ポラン - この作品凄く好きなのでよく拝見させていただいております!!劇場版バージョンとかも見てみたいです!!これからも頑張ってください!!! (2021年2月17日 23時) (レス) id: 60ead42250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクヤ | 作成日時:2020年1月1日 13時

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