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自転車ごと派手に転倒し呻いている男
その男の顔を見た女性は顔を真っ青にし後ずさる
しかし恐怖のせいかつまずき腰を抜かしてしまった
ナイフを手にゆらりと立ち上がった男が女性の方に足を踏み出した
「何をしているんだい？
おじさん」
『…！』
そこに後ろから
Aが声をかけた
「そんな危ない物持って
そのお姉さんに何をしようとしているんだい？」
男に向かってそう問いかけるA
男「っ何だお前…！」
振り返る男
転んだ時顔面をぶつけたのか鼻血を垂れ流している
「…わ…(さすがに転ばせちゃったのはまずかったかな…？)」
男が転んだ原因は何を隠そうAだった
男の動きを止めるため魔法で自転車のペダル部分と地面を凍らせていた
「…駄目だよ？
犯罪は」
男「知るか…！！
俺は彼女を殺して俺のものにするんだ…！！」
目を血走らせてそう叫ぶ男
後ろで女性が怯えている
「…そのお姉さんを殺してもお姉さんはおじさんのものにはならないと思うよ」
男「なん…！」
「だっておじさんはお姉さんの事が好きでも
お姉さんはおじさんの事を好きじゃない」
そう言い切ったAに
男が目を見開くと
男「っ黙れぇぇえええ！！！」
怒りの形相でAに襲いかかった
「(仕方ないなぁ…)」
とりあえず強風が吹いたと見せかけて風魔法で軽く男を吹き飛ばそう
いやその前に眠らせてしまった方が早いかもしれない
そう考え手にしているペンに力を込めた
その時
バシイッ！！
「！」
サッカーボールが飛んできて男の手からナイフを弾いた
男「ぐはぁっ！？」
その次の瞬間には平次が男の腹部を木の棒で殴り地面に沈めていた
コ「Aさん！！」
「おぉ！
今のサッカーボールコナン君だよね！？
コントロールすごい！
しかも平次君強いね！
何今の剣道！？」
平「いや剣道やけど呑気過ぎるやろ！！」
感激しているAに平次は思わず突っ込んだ
平「何刃物持った奴の前に飛び出してんねん！！
対策あったんか！？」
「あったと言えばあったよ」
平「丸腰で何言うとんのやぶっ刺される寸前やったぞ！？
それとも格闘技でもやっとるん！？」
「蘭ちゃんが今度空手教えてくれるって言ってたからこれから教わろうかなって」
平「いや無いんかそれでよう犯人に立ち向かいよったな！？」
コナンと平次がAに追いついた時見たものは男が叫びながらAにナイフで襲いかかる瞬間だった
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sou(プロフ) - 尊い♡♡ (2022年3月22日 23時) (
レス) @page49 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 毎回の裏話好きです♡こんなに素晴らしい作品書けるの才能！！！凄いです！！ (2022年3月22日 23時) (レス) @page1 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
yukari20164(プロフ) - とても面白いです。皆さんなんでこんなに面白い小説書けるのかなあと思います。 (2019年12月23日 19時) (レス) id: 9829adedfb (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - 零と睡蓮結ばれてほしいです。 (2019年10月3日 22時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - はじめまして。凄い面白くて素敵なお話です。一人称は読んでて違和感などなかったので変えても変えなくてもどちらでも良いと思います☆更新楽しみにしてます！ (2019年9月28日 7時) (レス) id: 3d2c2e3b7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクヤ | 作成日時：2018年12月14日 23時
