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降「本っっ当に怪我が絶えないな…!」
「困っちゃうね笑」
降「お前が言うな!!」
「痛いっ!!」

パチンッとAに降谷がデコピンをする

とてもいい音がした

Aは額をさする



「…けど丸焦げになってないだけマシだと思うんだ」
降「それもはや死んでるだろ」
「死んでないからマシだと思うんだ」
降「どうして言い直した
と言うかお前のその“死んでなければ大丈夫”的な考えは一体どこから来るんだ」

大きくため息をつく降谷

Aが来てからため息の回数がヤバイ事になってる気がする

ため息の数だけ幸せが逃げているとは一切思わないが



降「…近くで火災があって連続放火犯が逮捕されたと聞いていたが…今度は放火犯でも追いかけたのか」
「違うよ
放火犯追いかけてたのはコナン君だよ」
降「そっちか」
「そしたらコナン君火事の中で逃げられなくなってたんだ」
降「揃いも揃って何なんだお前ら」

聞く話によればあの子もあの子で恐ろしい数の事件に遭遇しているらしい

事件に巻き込まれ過ぎだろどんだけ事件に愛されてんだこいつらと降谷は思った



降「…それで大丈夫だったのかコナン君は」
「うん
ちゃんとに連れて逃げてきたからね」
降「…どうやって?」
「魔法で火を避けながらコナン君のとこまで行って窓から飛んで外に出たよ
その後公園に移動してコナン君が起きるまで待ってた
あ 中に入る前に犯人見つけて眠らせて通報しといたよ」
降「…魔法フル活用し過ぎだろ
誰にも見られてないだろうな」
「大丈夫さ
移動する時姿は見えないようにしてたから」
降「(毎回思うが本当に何でもありだな魔法使い)」

とりあえず大事に至らなかったようで降谷はホッとした

…Aが負傷しているのはいただけないが



降「…コナン君に魔法の事バラしたのか?」
「ううん 秘密にした」
降「…そうか」

コナンには降谷とAが親戚関係じゃないという事実を教えたとAが言っていた

その時は何やらとてつもなく心配されて教えてしまったと



降「…(コナン君…な…)」

Aの事を随分と気にかけてくれているというのはわかるが

FBIと繋がりがあり

小学生とは思えない程の頭脳の持ち主

テニスのコーチをした時辺りから警戒したような目で見られているのを降谷は気づいていた



降「…仲いいんだよな?
コナン君とは」
「うん!友達だからね!」
降「コナン君はAから見てどういう子だ?」
「優しい子だよ
本たくさん貸してくれるし」

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sou(プロフ) - 尊い♡♡ (2022年3月22日 23時) (レス) @page49 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 毎回の裏話好きです♡こんなに素晴らしい作品書けるの才能!!!凄いです!! (2022年3月22日 23時) (レス) @page1 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
yukari20164(プロフ) - とても面白いです。皆さんなんでこんなに面白い小説書けるのかなあと思います。 (2019年12月23日 19時) (レス) id: 9829adedfb (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - 零と睡蓮結ばれてほしいです。 (2019年10月3日 22時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - はじめまして。凄い面白くて素敵なお話です。一人称は読んでて違和感などなかったので変えても変えなくてもどちらでも良いと思います☆更新楽しみにしてます! (2019年9月28日 7時) (レス) id: 3d2c2e3b7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクヤ | 作成日時:2018年12月14日 23時

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