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「…そう言えばブラジャーが少しキツくなった気がするなぁ」
コ「いや何つう事言ってんだ!?」

突拍子も無い事を言い出したAにコナンは顔を真っ赤にした

誰も胸の成長の事なんか聞いてない

コナンは大きくため息をつくと



コ「…なぁ…Aさん」
「?」

静かな声でAを呼んだ



コ「…Aさん…もしかして俺の事…」







降「A」

コナンが何かを言いかけた時

Aの名前が呼ばれた

見ると降谷がA達の方へ歩いてきていた



「あ!透お兄さん!」
コ「…あれ?安室さん?」
降「こんにちはコナン君
もうすぐAのバイトの時間だから迎えに来たんだ
今日は僕とシフトの時間一緒だからね」
コ「そうなんだ」
降「…ところで」
『?』
降「今日この近辺で事件があったようですが…
殺人未遂事件と発砲事件」
『!』

降谷はにこりと微笑みAを見る



降「…A?
何をやらかしました?」
「…何で私がやらかす事前提なんだい?
やらかしてたのは犯人の方で…」
コ「A姉ちゃん思いっきりやらかしてたよ」
「えっ!?」

さらりとそう言ったコナンに驚いてAはコナンを見る



降「ホー…ちなみに何を?」
コ「刃物持った犯人の前に飛び出したり拳銃持った犯人に掴みかかったりしてたよ」
「嘘!?
それってやらかした内に入るのかい!?」
コ「いや嘘だろ!?
むしろ入らないと思ったの!?」
降「…A」
「…!」

低い声で名前を呼ばれた

Aは恐る恐る降谷の顔を見る

コナンがいるからか怒った顔はしていなかったが

目が笑っていない笑顔で笑っていた

それが逆に恐怖だった



コ「(うっわこえー…)」
降「…家に帰ったらお説教です」
「えぇ!?
もう十分コナン君達からされたよ!!」
降「…では反省すべき点は?」
「…危なそうな人追いかける時は誰かに言う…?」
コ「(そこ!?
つうかまず追いかけんなよ!!)」
降「…なるほどお説教が足りてないようですねわかりました」
「いや待っておくれよ透お兄さん!
透お兄さんだって悲鳴が聞こえたら走り出すでしょう!?
それとおんなじだよ!
条件反射なんだ!」
コ「!な…なるほど…」
降「納得しては駄目だコナン君
…言いたい事はわかりましたが」
「!でしょう?」
降「けどそれとこれとは話が別です
…いい加減大人しくしてくれませんか本当に」
「私煩くしてないよ!」
降「そっちじゃありません」
「どっちだい?」
降「…」

降谷は大きくため息をつく

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sou(プロフ) - 尊い♡♡ (2022年3月22日 23時) (レス) @page49 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 毎回の裏話好きです♡こんなに素晴らしい作品書けるの才能!!!凄いです!! (2022年3月22日 23時) (レス) @page1 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
yukari20164(プロフ) - とても面白いです。皆さんなんでこんなに面白い小説書けるのかなあと思います。 (2019年12月23日 19時) (レス) id: 9829adedfb (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - 零と睡蓮結ばれてほしいです。 (2019年10月3日 22時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - はじめまして。凄い面白くて素敵なお話です。一人称は読んでて違和感などなかったので変えても変えなくてもどちらでも良いと思います☆更新楽しみにしてます! (2019年9月28日 7時) (レス) id: 3d2c2e3b7f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクヤ | 作成日時:2018年12月14日 23時

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