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降「何となく…君に合っているような気がした」
「そっか！
じゃあ今からそれで呼んでおくれよ」
降「！いいのか…？
気に入らなければ他に考えても…」
「ううん それがいいんだ
他に考える必要はもう無いよ」
降「…じゃあ…A」
「うん！」
降谷から貰ったこの世界での新しい名前に
ライハーネフ…
Aは笑顔で頷いた
降「名字は本名から取ろう
“ライハ”でいいか？」
「うん いいと思うよ」
雷葉A
それがこの世界での名前になった
降「次に生年月日…
…そう言えば…」
「？」
降「ライハ…
…Aの歳はいくつなんだ？
見た限り15から上に見えるが…」
「うん 15くらいじゃないかな？」
降「…は？“くらいじゃないかな”？」
「私にも正確な年齢はよくわからないんだ
産まれてから千年くらい魔法で成長を止められていたみたいだからね」
降「“千年”！？」
あり得ない数字に声をあげた
「とは言え目を覚まして自分が認識出来たのは10年くらい前なんだ
ずーっと地下の部屋にアラジン君とウーゴ君といて実際に外に出たのは6年くらい前なんだけど
ちなみにウーゴ君は私の友達で育ての親さ」
降「…凄まじい出生だな…
…と言うか産みの親はどうした？」
「もう死んじゃってるんだ
お父さんもお母さんも
生きてるうちには会えなかったよ」
降「！そうか…」
色々気になったがさすがにそれ以上は聞けなかった
降「(いつか聞ければいいか…)
とりあえず生年月日は今日と言う事にしておいて…
年齢は15か16…
15だと中三か…16で高一…
いやそれなら…」
ふとある考えが浮かぶ
降「A
勉強は好きか？」
「知らない事を学ぶのは大好きだよ」
降「…偉いな」
確かに先程軽く平仮名と片仮名を教えたら短時間で覚えた
物覚えはかなりいいのかもしれない
降「それなら…学校には行きたいか？」
「！学校！」
“学校”と言う単語に反応した
降「前の世界では学校はあったのか？」
「うん！一年くらい魔法使いの学校にいたよ！」
降「…気になるなその学校
そしたらこの国の学校なんだが…」
日本の学校制度の説明をする
勉強の内容についても
説明すればする程興味を示していく
反応を見る限り学校には行きたいようだ
降「行きたければ僕としては高校二年生に編入してほしい
そうすれば僕の知り合いの女の子がいるからその子と一緒に通ってくれた方が安心なんだが…
Aならすぐ仲良くなれると思うぞ？」
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sou(プロフ) - マギ×コナンって異彩の組み合わせすぎてどうなるんだろって思っていましたが、すごく引き込まれてしまいました！！長編なのも嬉しいです！！ (2022年3月22日 19時) (
レス) id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーくん - 待って、作者さんと、自分の設定した名前同じなんだけどw w (2021年8月28日 21時) (レス) id: 6d65fc1765 (このIDを非表示/違反報告)
さち - すっごくおもしろくて続きが気になりました。よろしくお願いします。 (2019年5月6日 22時) (レス) id: 412749cfeb (このIDを非表示/違反報告)
本の中の住人 - すごく面白いです。続きが気になります、ぜひ続きを書いて欲しいです。 (2018年11月7日 21時) (レス) id: 7e54d3b988 (このIDを非表示/違反報告)
はんこ。(プロフ) - マギの作品が中々無い中この作品を見つけて、まさかの大好きな名探偵コナンへのトリップもので大歓喜してます...。これからも応援しています！ (2018年7月3日 1時) (レス) id: 2ed72ca7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクヤ | 作成日時：2018年4月22日 0時
