【銀魂】腹黒少女の真選組生活５【沖田総悟】

138 どちらもドS ページ5

銀「は？」

マヌケな返事をする銀さんと

今にも飛び出しそうな月詠ちゃんの目


貴「あーもうだめかもしれねーや」


あたしは二人の顔を交互に見てからはぁとため息をつき、そう述べる


だめかも

もう、この気持ちはかわらない

どんどん溢れていくだけ


貴「いっしのこと、殺して欲しいわ、」

神「喜んで」
貴「慰めろよ」

神「で、どうしたアルか。今日のお前いつも以上に変ネ」

新「何かあるなら気軽に言ってください。もちろん報酬は取りますけど」

貴「あたしさお前らとそれなりに仲良くしてるはずだったんだけど、なんでそんな冷たいの」

銀「A」



ガキたちとドンちゃんしていたら
銀さんがあたしの方をまっすぐと見つめて


あたしの名前を呼んだ

貴「………報酬はでませんけど」

銀「いらねーよ、報酬貰うくらいならとっととお前に出ていってほしいわ」

貴「素直じゃねーですね」

銀「テメーに言われたかねーよ。こちとら仕事中なんだ。じゃまだから帰りやがれィ」


似てる


あの、


「わたしのすきなひと」と

銀さんは

似ている。



貴「このドSが」


あたしは立ち上がり、そう言い放った


きっとそれは



銀さんにだけ言ったのではなく




アイツ に言ったんだ



貴「帰ります。まだ見回りの途中なんで。万事屋の方々、月詠ちゃん、どーもあざっした」

そう言ってあたしは玄関へと歩く


銀さんは「おー、さっさと帰れー」となんともお気楽な返事を。


貴「…全部片付けてやらァ」


自分のことも、相手のことも


…一泡ふかせてやろうか


なんて、考えながら。

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