この人が欲しい

お布団 ページ20

明日は久々の1日オフ。

今日はYouTubeの撮影をして、慎太郎がみんなでご飯行きたいって言うから、飲みも込みの食事して、少しほろ酔いで、彼女の家へ。

彼女も明日はオフで、酔ってた俺はいつもに増して彼女を激しく求めてしまった。

翌日、目を覚ますとすでに俺の横には彼女はいなくて、何時だ？と時計を見ると、11時前だった。


『昼前じゃねぇかよ。』


そうは思っても、もう少し布団でダラダラしてたくて、布団でゴロゴロしていると、彼女が洗濯物を持って寝室にやってきた。


「あ！起きてる。」

『さっき起きた。』

「おはよう。」


そう言いながら、ベッドに腰掛けて俺にキスをしてくれる彼女。

彼女をそのままベッドの中に引きずり込むと、妖しく笑う彼女。


「やめて。」

『誘ったのそっちでしょ？』

「おはようのキスくらいするでしょ。」

『椿さんにキスされたら、スイッチ入るもん。』

「今日いいお天気だから、お布団干したいんですけどー！」

『やだ！イチャイチャしたい。』

「子供か！」

『子供はこんな事しないでしょ。』

「それもそうね。」


そう言いながら、俺の体にイヤらしく触れる彼女。

彼女が俺の我儘を受け入れてくれたと思って、彼女にキスしようとすると、するっと俺の腕の中から逃げていく。


「はい！起きる。」

『今、いい雰囲気だったと思いますけどー！』

「だから、お布団干したいの！」


寝室から出て行こうとする彼女を、後ろから抱き締めて、首筋に噛み付くと、わかりやすく痕を付ける。


「ちょっと！！
そんな見えるとこに付けないでってば！」

『知らない。頑張って隠せばいいじゃん。』


彼女は抱き締めている俺の腕を解くと、俺の首に腕を回して、濃厚なキスをした。


「困った子ですねー！
　昨日もいっぱいしたでしょ？覚えてないの？」

『覚えてるよ。』

「まだ足りないの？」

『足りない。ずっと抱いてたい。』


彼女はふわっと笑った後、もう一度俺に濃厚なキスをした。


『俺に抱かれたいって事でOK？』

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