ライブレイク3rd (ページ46)

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第146話　命令ページ46

中島裕翔side

　

とりあえず【図書館】に来て

ユーヤにそう言われて従う

【司書】に従わなかったら破棄されるかも知れない、その恐怖が襲ってくるから従うしかない

yy「すまないな、こっちで話をした方がわかりやすいと思ってな。

【図書館】を見渡して見てくれ」

言われた通り見渡してみる

すると、初めてきた時と違ってひび割れたり、ボロボロになっている

yy「これが『ライブレイク』を開始した理由なんだ。

【図書館】の崩壊を目にしてあぁ、そろそろ変革が必要かって思い始めたんだ」

kt「そもそも『ライブレイク』って何なの？」

ユーヤは紫の瞳を輝かせる

まるで待ってましたと、言わんばかりに

yy「その名前、俺が【司書】になったときに考えたんだ。

百年くらい前に考えたんだけどね、いいものだと思わない？」

百年…？

yt「ユーヤは何年間【司書】をやってるの？」

ユーヤは顎に手を置いて考える

yy「軽く千年かな？

ずっとつまんなくてさ、俺の前の【司書】なんてほぼ職務放棄で俺に押し付けたような感じだからね」

千年って…

ym「どれだけ生きてるんだよ…というかどれだけ『ライブレイク』は続いてんだよ」

yy「人の欲望が無くならない限り」

どういうことなんだろう

するとユーヤは両手を広げた

yy「全てを知りたかったら四人で殺し合いをして、これは【司書】命令。

最後の一人になったときに全てを話そう‼︎」
　

cn「…僕たち四人で、殺し合い？」