ライブレイク3rd (ページ44)

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第144話　破棄ページ44

中島裕翔side

kot「『魔女を倒してくれないか』」

コータはイノちゃんの体を燃やし、全てを灰にした

俺はコータに聞きたいことがあった

その時、拍手の音が聞こえた

yy「おめでとう、まさかあの三人を倒しちゃうなんてね」

その正体はユーヤだった

kot「ユーヤ…どうして」

yy「どうして？

それはコータが一番わかってるんじゃないの？」

紫の瞳がコータを貫く

kot「…【司書】の名に」

yy「【司書】の名に命じる。

コータの【契約】を破棄せよ」

ユーヤがそういうとコータの銀色の靴が音を立てて壊れた

kot「…え？」

kt「【司書】の名に…」

cn「命じる？」

意味がわからない

だって【司書】はコータでしょ？

ym「…嘘の力とかでしょ？」

yy「残念だけどこれは嘘の力じゃない。

本当の【司書】の力だ」

yt「本当の…【司書】の」

kot「待て!!

【司書】は俺のはずじゃ…」

yy「うるさいな」

今までに見たことがないユーヤの冷たい顔

yy「もう【司書】も【契約】の力も残ってないんだから。

退場しろよ」

ユーヤはナイフをテキトーに投げる

コータはそれを避けるけどナイフがナイフじゃない動きをしてコータに刺さった

kot「…そん、な」

コータは倒れ込み、そのまま動かなくなった

yy「…改めまして。

『ライブレイク』の【司書】、ユーヤだ。

　

よろしく」