ライブレイク3rd (ページ40)

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第140話　疲れページ40

中島裕翔side

　

上限なんて無くなったやまの『白雪姫』

魔法はコータの『オズの魔法使い』と同等かそれ以上

覚醒と言っても過言ではないくらいの強さ

だけど、気になるのは

ym「はぁ…はぁ…」

やまの息切れ

たった三本の炎柱をあげただけでもう息切れしてる

yt「やま…」

ym「…疲れやすく、なったみたいだね」

肩で息をしていて顔は真っ青

yt「…休んでて、俺が止めてくる」

俺はイノちゃんに近寄る

in「…何、俺を殺そうっていうの？

『ピーターパン』に願うの、『アラジンと魔法のランプ』に願うの？」

俺自身の『ピーターパン』にだって殺傷能力はないし、そもそも誰かの命を奪うことなんて願いたくもない

そして俺はもう一人じゃない

yt「『知念と圭人をこの場に連れてきて』」

cn「…あれ？」

kt「ここは？」

こうすればいい

kt「…やまちゃん‼︎」

yt「圭人」

俺は圭人にやまのことを話す

kt「…わかった、見とくね」

次に知念

yt「知念、試したいことがある。

イノちゃんに致命傷を与えて」

cn「え？

…『本性全て晒してあげる』」

知念は戸惑いながらもイノちゃんに致命傷を与えてくれた

in「あ…いっ…ふぅ、危ない。

危うく死にかけたよ」

yt「…やっぱりそうだ、願ったんでしょ？

死なないように」

in「生憎、生命に関する願いは聞き届けてくれなくてね。

だからどんな傷でも治せる回復力を願ったよ。

…さて、俺の番だね」

kot「いや、そうはいかない」