甘々苺と恋しません？２ (ページ10)

今日:30 hit、昨日:11 hit、合計:225,458 hit

★小学生時代　　ころんくんページ10

喋り方・書き方をなるべく！小学生に寄せてみました……。

キモい？あ？なんか文句あんのか、おら。 (⌒▽⌒)

本の猫様！ありがとうございます！

- ６分の１ -

「きをつけー！れーい！」

「「「よろしくおねがいしまーす！」」」

　日直さんのごうれいで、わたしたちのさいしょのじゅぎょうが始まりました！

　さいしょは国語のおべん強です！

　先生のあとにつづいて、クラスのみんなで教科書を音読します！

　それから、教科書を読んで、わかったことをじぶんのノートにまとめます。

　それを、あとでみんなの前ではっぴょーします！

『あ、』

　わたしも、ノートにいけんを書いていると、字をまちがえてしまいました。

　けしゴム、けしゴム、とふでばこの中をさがします。

　でも、いつもつかっているおきに入りのけしゴムが、どこにもありません。

『あれ、なんでぇ。

　わたしの、けしゴム…』

　さがしても、やっぱりありません。

　おかあさんからもらった、たいせつなけしゴムなのに…。

　わたしがけしゴムをさがして、ノートを書いていないあいだにも、じゅぎょうはどんどんすすんで

います。

　おいてきぼりになっているのがいやで、わたしは泣きそうになってしまいました。

　その時、

「ん、」

　となりのせきのころんくんが、グーにした手をわたしにむかってつきだしてました。

『？』

　なんだろう？

　おなじように、てとてをコツンってやりたいのかな？

　おそるおそる、おなじようにてをコツンとすると、

「もう！///」

　と、なんでかわからないけど、かおを赤くさせる、ころんくん。

　そして、ころんくんはグーにしていたてをわたしのつくえにゴンッとおきました。

　ころんくんはてをパーにして、入れてたものを見せてくれました。

『けし、ゴム…』

　それは、いっこのけしゴムのボロボロなかたわれでした。

「使えば…///」

　こっちは見てくれないけど、耳がまっ赤なころんくん。

『ありがとう…』

　もらったはいいけど、つかうのがもったいないなぁ、なんておもったりしてます。
　
　つめたいな、とおもってたころんくんが今日はとっても、かっこよくみえました。

『懐かしいね、パパ？」

「………そんなの覚えてない、」

『嘘つけ、顔あかいよ～』

「あぁー、うるさいうるさい」

　我が子が、隣の席の子にした行動。

　昔の私たちと重ね合わせてみたり、

　 fin.