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★子供  ジェルくん ページ43

あかさたな。様! × やよい 様!ありがとうございます!

- 純粋な疑問です -


『おいちい!』

 スプーンを握りニカっと笑う貴方。

 可愛さ満点です。

 小さいですけど。

「そっかそっか、よかったなぁ」

 いつもより大きく感じる手で、またもや

小さくなった貴方の頭を撫でるジェルくん。

 料理が苦手な彼が一生懸命作ったオムライスを

頬袋一杯に食べる姿はもう天使!

 彼も貴方もニコニコ笑顔です。

 しかし、困ったのは彼。

「なぁんでちっこくなったんかなぁ」

 困ったように笑うけど貴方は首を傾げるだけ。

『ももかね、しゃんしゃい!』

「んー、三歳かぁ。

 指一本たりないでぇ」

 だって記憶が無いんですもん。

 ピースをしている貴方に頑張って教える彼。

 でも貴方はすぐ、他のことに興味を

持ちます。

『おにいちゃは、でゃれとしゅんでるの?』

 部屋をぐるぐると見渡しながら尋ねる貴方。

 彼も当然、

「ももかとだよ」

 なんて言えるわけもなく。

「お兄ちゃんの大事な人」

 そう言うと、貴方は目をパチクリさせた後、

また疑問を。

『おにいちゃんにこどもいりゅの?』

「ブフォッ」

 これには彼も口に含んだ牛乳を

飛び散らしました。

「えっ!?なんで!?」

『いりゅの?いにゃいの?』

「……いないで?」

『しょっかぁ…』

 興味を無くしたのか、またオムライスを

食べ始めた貴方。

 と思ったら、


『こどもってどうやってできりゅの?』


 吹き出すどころか、

喉に詰まってしまいました。

「さっきからなんなん!ももか!」

『きににゃる。おちえて?』

 こてっと首を傾げると、ぐっと詰まった

ジェルくん。

 頭をかくと、


「大人になったらわかるで」


 口に人差し指を当てて、しーのポーズ。

 幼い貴方でも見惚れてしまう程

かっこよかったです。


 次の日には元に戻っていた貴方。

 彼は安心します。

「なぁももか。子供の出来方知っとる?」

 急にそんなことを聞いてくるから、

驚くのは貴方です。

 わかるよ、と半ギレ気味に言うと、



「……なら、作ろうや」


「俺、昨日の見て欲しくなってしもうた」



 困惑してる貴方に、彼が昨日のことを伝えると

貴方は顔を真っ赤にして悶えます。

 そんな貴方を見てまた一層好きになる彼。



「俺、ももかとの子供欲しい…」



 子供じゃできないけど。

 大人ならできること。

 なーんだ?






  fin.

★子供  ころんくん→←★子供  莉犬くん


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名: | 作成日時:2020年1月2日 20時

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