★束縛 さとみくん ページ35
絢 様！ ありがとうございます！
- お前は俺のモノ -
「ねぇ、その服胸元開きすぎ」
「今日は何もされなかった？」
「今後一切、あいつと関わんないで」
「ももかは俺のだよな？」
付き合う前から、少しヤンデレ気味だったさとみくん。
正式にお付き合いするようになってから、それがもっと
酷くなりました。
外に出るときは、極力肌を見せちゃダメ。
スカートを履くときは、膝下。
半袖も、さとみくん曰く、
「どこぞの
ということで年中長袖。
おかげで私の肌は真っ白だ。
さとみくんのメンバーが来る時も。
さとみくんの隣にぴったりくっついているか、
一緒に居ないで部屋で待ってるか。
他にも、門限は八時とか。
服にだって、靴やお揃いの指輪だって。
GPSや盗聴器、カメラ。
正直に言って、束縛が激しい。
酷いくらいに。
でも、それでも別れない私もさとみくんに
依存してしまっているんだろう。
いつの間にか、心地よくなってしまっている。
ほら、今日だって。
「なぁ、俺八時までに帰って来いって言ったよな？」
「なんで約束やぶんの？」
「しかも、男の匂いがする」
「最悪」
私の肩あたりに顔を近づけて、スンスンと匂いを
嗅ぐさとみくん。
確かに、酔っ払った男性に抱きつかれた。
そう伝えれば、あからさまに顔をしかめるさとみくん。
折角の顔が台無し。
「消毒…んっ」
首筋に走る小さな痛み。
咲いたのは赤い華。
この印すらも愛おしく感じてしまう私。
「俺以外に触れさせないでっ、」
「俺以外を考えないでっ、」
「俺だけを愛して、？」
体に這わせる指に触れられた所は、すぐに熱を持って。
すんごく熱くなって。
「っはぁ、んっ…愛してるっ、ももかっ、！」
やっぱり今日も。
少し歪んだ
fin.
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絢 様！
素敵なリクエストをありがとうございました！
これは束縛と呼べるのか………？
想像していたのとちがったらすみません！
このような個人のリクエストもお待ちしてますっ！
またのリクエストを待ってまーす！
2月3日 旭
- 金 運: ★☆☆☆☆
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作者名：旭 | 作成日時：2020年1月2日 20時
