甘々苺と恋しません？２ (ページ27)

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★Happy　Birthday　　るぅとくんページ27

みお。様！ありがとうございます！

- 生まれた日には -

「ただいま～」

『あ、おかえり～』

　玄関から聞こえてきた彼、るぅとくんの声。

　今日、10月25日はるぅとくんの誕生日です！

　そして、私の誕生日でもあります！

　珍しいですよねぇ、カップルで同じ日誕生日なの。

　今思えば、るぅとくんとの出会いも_________

「え、25日が誕生日なんですか！」

『はい、そうなんです。るぅとさんは？』

「僕もその日なんですよ！」

『わぁ！きっとなんかのご縁ですね！』

「そうですね～」

　_________みたいだった！

　それから付き合うようになったんだよね。

　毎年二人で一緒に祝ったなぁ。

　で、その後は映画を一緒に見るの！

　手を繋いで。

「ももかちゃん！

　ジャーン！見てください、ケーキ！」

　私が玄関まで迎えに行くと、後ろに隠し持っていたケーキを私に

見せてきました。

　いつものお店のロゴ。

　ここ美味しいんだよねぇ。

　毎年おんなじ所のケーキ。

　なんか私たちらしい。

　ホールだと多いから、ショートケーキを二つ。

　蝋燭を一本刺して、不格好な誕生日ケーキ。

「『ふー！』」

　と火を消せば私たちは今年もまた一緒に歳を取りました！

　味が変わっていないケーキを食べて、顔がとろけている私たち。

「あーん、してください」

　そう言って、口を開くるぅとくんに一口あげると

「僕もやります！」

　と私にもやってくれました。

　この時間がとっても幸せ。

　そして、るぅとくんがふとこんな事を。

「来年は三人でお祝いしましょうね！」

　私のお腹を撫でながら、優しく微笑むるぅとくん。

　私のお腹の中には今、一つ命があります。

　予定日は十月頃。

　来年は、三人でお祝いしよーね。

　なんて話しかけてるるぅとくん。

　特別な誕生日になりました。

　 fin.

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　前作の方が、いつの間にか100000hit数越え！

　ありがとうございます！

　こちらの第二弾の方もよろしくお願いします！

1月28日旭