★高校時代 るぅとくん ページ48
UNICORN 様！ ありがとうございます！
- 青春の一ページは… -
「ここは、こうするんです…。
そうそう、で、ここは……」
机に広げられた教科書にノート。
私の横には今、腹黒の仮面を被った彼氏、るぅとくんがいます。
もうすぐ、まとめテストの時期。
得意な勉強はとことん出来るけれど、苦手な勉強はとことん出来ません。
そんな私を支えてくれるのが、頭の良いるぅとくんです。漢字は少し苦手らしいけれど、そこは協力だよね！うん！
「ももかちゃん？聞いてます？」
『は、はい！
聞いてます！』
「ほんとですか…？」
じど目で私を見てくるるぅとくん。
そんな目で見ないで…‥。
「……聞いてたのなら、僕がさっきまで言ってた事、言ってみてください。
もし本当に聞いてたなら、ご褒美あげます」
わぁ、鬼畜！
今更聞いてませんでしたって言え……無理だ！
私の手握って、ニコッてこっち見てる。
でも、全部言えたらご褒美って…！
ご褒美って言葉には、人間誰しも弱いと思う(切実に)。
私って単純だなぁ、なんて思いながら聞いていなかった事をつらつら話し出す。
『テストの、範囲…ですかね、？』
ちらっと、彼の顔を見ると、
「はあぁぁぁぁぁぁ」
長い長ーいため息をつかれました。
やっぱり違ったぁー！
『る、るぅとサン？』
怖くて、隣が直視できないっ！！
「…ももかちゃん。
残念でしたね、僕に嘘なんかつくからですよ。
……まぁ、ついててもわかるんですけどね、ももかちゃんのことなら///……ﾎﾞｿｯ」
『？』
「///とにかくっ！
ご褒美はお預けですね……！
代わりにお仕置きです、」
どこか生き生きとした顔で、私にじりじりと距離を詰めてくる彼。
『ちょっ…るぅとく、待っ、ふぁっ、！』
放課後の図書室。
誰もいないんです。
わかりますよね？
fin.
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こんにちわ！旭です！
今日は少しお知らせがあります。
この小説がそろそろ50話をこします！
皆様のおかげです！
ということで、お祝いを祝して、新しい小説を作ります！
前回のように失敗はないと思います。頑張っていきます！
お話は長編もので、歌い手様メインです！
楽しみにしていてくれると嬉しいです…！
1月1日 旭
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作者名：旭 | 作成日時：2019年12月19日 23時
