甘々苺と恋しません？ (ページ32)

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★Merry Christmas さとみくんページ32

- クリスマスは彼と特別な… -

「お、寒ぃ～！」

　クリスマス、浜辺に来ているカップルなんて、そうそう居ないだろう。

　私たちを除いて。

　今日は彼氏のさとみくんの運転で、ドライブデートをしました。

　ツリーとかを見に行くのもいいけど、誰もしない様なこともしたいよね、なんて話してたら決まっ

た、ドライブ。

　適当に見て回って、最後の締めは私たちが昔よく来ていた、浜辺。

　来たはいいけれど、誰も居なし、本当に寒い。凍え死んでしまいそう。

『さとみく～ん、寒いよー』

　彼の腕にぴったり体をくっつける。

「本当に寒いよな。

　昔来てた時は夏だったからな、冬来るの初めてだ」

　写真撮っとこー、と浜辺をバックに私たち二人で自撮り。

『懐かしい、見てこれ。

　ここで撮った夏の写真』

　なんて、こんな寒い中一昨年などの写真と見比べて笑い合う。

　しかし、人間、ずっと極寒の中にいるとダメなもんで、

「はっくしょん！」

　さとみくんが、盛大なくしゃみをした所で、車の中に戻った。

「夏しか来た事なかったけど、冬も案外良いもんだな」

　水着姿のももかが見れねぇのはショックだけど…。なんて言ったから、軽～く肩パンしといた。

「今度はさ、四季全て来ようぜ。

　春、夏、秋、冬。

　全部コンプリートして、自撮り撮って残しとこーぜ」

　私の頭を少し雑に、でもあったかい手で撫で回しながら、彼は笑って言った。

『うん、』

　この先も、ずっと先も……。

　 fin.

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　Merry Christmas 編、終わりましたぁー！

　そして、なんと！

　1万h i t 越えしました！

　皆様のおかげです、本当にありがとうございます。

　嬉しい事に、順位も付きまして！

　私旭、皆さんにクリスマスプレゼントを貰った気分です！

　これからもコメント欄などに、リクエストを書いていただければ、バシバシ書いていくので、よろ

しくお願いします！

　今回のように、クリスマス編！などはやるかもしれません。

　その時は！また是非、お付き合いしていただけると嬉しいです！

　本当にいろいろな事にありがとうございました！

12月25日旭