★幼児化してたら さとみくん ページ16
☆スルーしてもらって構いません！ は本当にくだらなかったです！
本当にすみませんでした。
- ちっちゃくなっちゃった！ -
パシャパシャ！ パシャリ、パシャ！
カメラのシャッター音で目が覚めた。
『なぁに、？』
ベッドからムクっと起き上がる。
目を開ければ、彼氏のさとみくん。朝から人のベッドで何してんの。
「あ！ももか！
お前なんか、
ちっちゃいぞ！」
は？
さとみくんの言葉を不思議に思いながら、手を見ると、
『えっ！？』
そこにはいかにも子供の手と言って良いほど小さい手があった。
『なゃにこれ？』
呂律に違和感を覚えながらも、ベッドの上で立ち上がるといかにも低い位置の目線。必死にベッド
から下りて、鏡を見ると四歳児くらいの子供がいた。
『しゃとみくん、しゃとみくん！
こえ、どうしよ？』
「うんうん。
可愛いねぇ、ももか〜。
うん、天使だね〜、ももか〜。
もういっそ、このままで一生過ごしても良いよぉ〜！」
『しゃとみくん！』
この人、写真連写しながら恐ろしいこと言った！でも、このまま一生は嫌だ。
何か食べれば変わるかも？朝ご飯は下だ！
そうだ！
『しゃとみくん！』
「ん〜？どうちたの〜？」
赤ちゃん語喋り始めた！コレちょっとまずい！さとみくんがロリコンになってしまう前に！何とか
戻らなければ！
『ん！抱っこ！
下行くの！』
目一杯短い腕を伸ばして抱っこをせがむ。
「ん〜！！
可愛ぃぃ！！！
おいでっ！」
そう言って、私を抱き上げてくれた。やっぱり、大人の時に抱きしめられている時とはまた違った
安心感があった。下に着いて、朝食をとる。
「はい、あ〜ん！」
膝の上に私を乗っけて、ご飯を食べる。
『ゴクンッ！』
たべものを喉に通した瞬間、ボフンッ！そんな音と共に白い煙が辺りに舞った。
『も、戻ったぁ〜〜！！』
大人の姿に戻ることが出来た！
やっぱり、ご飯食べれば良かったんだ。
一方、彼は。
「えぇ〜！
なんでダヨォ！」
もうちょい、子供でも良かったのにぃー。
何て、不貞腐れていた。
でも、何か思いついたように、顔に電気がついた。
「子供可愛かったなぁ。
俺も子供欲しいなぁ。
きっとももかとの子供だから可愛んだろうなぁ。
……‥ねぇ、しよ？」
fin.
★幼児化してたら ジェルくん→←☆スルーしてもらって構いません！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 343人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：旭 | 作成日時：2019年12月19日 23時
