7 どういうこと ページ8
どうしてこうなっちゃったの。
私はついさっきまで家でゴロゴロしていたはずなのに。休みを満喫していたはずなのに!
「A、アスカ見つかったか？」
「全然。一体どこいっちゃったのか……」
そう。私は今ケイとアスカを探していた。何故って。それは勿論二人きりだと気まずいからである。何でこんなことになっちゃったのか。それは少し遡ること一時間前。
・
ピンポーンとインターホンがなる。居留守を使おうか迷ったが、声からしてアスカっぽかったため、素直に扉をあけた。そして、外は暑かったため中に入れた。友達を家に入れたのは初めてのことでドキドキした。
ドリンクを飲み干したアスカは、ショッピングモールに行かないかと私に誘ってたのだ。
「今からショッピングモールに行く？ たしかあそこってこの前出来たばかりで混んでるんじゃ……」
「Aもケイみたいな事言わないでよ！ 確かに混んでるかもしれないけど、楽しいよ？ それについこの前来たばっかなのによく最近建てられたって知ってるね?」
「え? あぁ、あそこって大きくて隣町でも有名だったから! だから知ってたんだ」
「へぇ。やっぱり大きいと違うんだね」
探偵をやっている上で情報収集は基礎中の基礎であった。だがしかし、私が探偵だということを知らないアスカに私の素性を知られては困る。アスカって鋭いなぁ。警戒しておかなきゃ。
「で、どう? 一緒に行かない?」
「うん。ちょうど暇だったし。行こう！」
たまには羽を伸ばさないとね。私は着替えてくると言って部屋の中へと入っていった。
・
「はぁ。折角アスカが誘ったのにごめん」
「なんでケイが謝るの? それにアスカ探しも楽しいし」
「そうか?」
ケイは心配そうな顔をして聞いてきた。私は本当だよ、と笑っていう。するとそうかと安堵の表情をみせるケイ。彼の顔はふわりとしていて先程とは雰囲気さえも違う。こんな表情する人なんだと私は無意識にドキリとしてしまった。
え、ドキリってなに?
私がオロオロと自分の気持ちに追いつけずにいると、「携帯繋がった」とアスカの文字がある携帯を見せてきた。少し寂しいのもドキリとした事と関連されると思うとますます顔が赤くなっていくのがわかった。
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月音 - 更新停止悲しいです。更新お願い申し上げます。 (2020年4月30日 15時) (
レス) id: d5a19f263d (このIDを非表示/違反報告)
照蘭 - めっちゃいい話ですね！続きが気になります！更新頑張ってください！ (2018年7月18日 22時) (レス) id: 38ae65cfeb (このIDを非表示/違反報告)
シルクル(プロフ) - 皆様、長らく放置してしまいすみません。二人でこれからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。 (2017年9月24日 0時) (レス) id: 0e8de17631 (このIDを非表示/違反報告)
りず - 続きを書いてください。お願いします。 (2017年9月14日 20時) (レス) id: 3c63d6cd76 (このIDを非表示/違反報告)
禮亞 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2015年3月26日 19時) (レス) id: 6a3137f23d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルザ＆エンゼル☆パイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ennzerupai/
作成日時：2013年10月13日 22時
