非力なノアは居場所がありすぎて困っている【D.Gray-man】 (ページ5)

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神田サイド

何なんだよあのノア。

今まで見たことねぇぞ。

方舟で急に出てきやがって。

…ﾁｯ。まぁノアの本拠地に来れたんだ。探るだけ探って抜け出せばいい。

「…おい、着替えたぞ」

動きづれぇ。

『わ～！似合ってるよユウ！』

『じゃあ取りあえず自己紹介するね？』

「早く終わらせろ」

『む～っ！じゃあいくよ？』

『私はA・L・レンズ。ロードの妹かな。自慢は沢山あるよ！あと…ユウの事が好き…なんつって～』

は？

なんだ此奴…。

俺会ったばっかだし。

『…ま、まぁそんなに気にしないで～ちょっと恥ずかしいじゃん…』

顔に出ちまった。

ヤベェ。

「言っておくが、お前の事なんてただのノアとしか思ってねぇ」

「あんま近付くな」

『…えっと、ごめんなさい…そ、そんなの変だよね…(汗』

今のうちに殺すか。

ﾄﾞｻｯ

『え、あ…』

首が細せぇからすぐ絞めれるな。

情なんてねぇ。はやくこの戦争を止める為だ。

俺はドア付近に立っていたAとかいう奴を秒速でベッドに倒し首を絞めた。

…その方が楽に逝けるんじゃねぇのか？

《作者、、「そういう意味じゃないぞ？深い意味ではないぞ？」》

…なんか耳鳴りがする…うるせぇな。

『く…る…しい……よ…』

嘘だろコイツ何も戦えないのか？

これぐらい防げるはずだ。

目の前の子供の姿のノアにしっかりと目を向ける。

『…はぁ…はぁ…ｯ…』

気付けば手をどかしていた。

ｰｰｰ窓からの月明かりは少女の瞳を照らした。

『ユウのこと、好きだけど…これはびっくりしちゃった』

『ちょっと…待っててね』

ｰｰｰ彼女はエクソシストの額に手を翳し眠ったことを確認すると彼の髪を撫で部屋を出た。