【d!】実況者と小学校生活送って見ませんか？［本編］ (ページ3)

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第3話（小森）ページ3

「お”ぁ～……くっっそ眠いやん……むり……」

地獄の目覚め。こういう日はずっと寝てたいよな。うん
毛布から出る。少し暖かくなってきた最近は、毛布から出るのも楽になってきた。

「まっっぶっし！？！？は？？太陽お前お前お前……」

いつも通り太陽が憎い。暖かいのはいいのだが、寝起きが眩しすぎて死ぬのだ。
バッ、とカーテンを勢い良く閉める。

「で今何……時……え、遅刻やん。」

やべぇ、ほんとにやべぇ。
肌着なんて着てらんねぇな！！！
タンスから適当なズボンと服を出してそれを上から着る。
ゴムで髪を結んで、部屋から飛び出した。
階段の手すりを滑り降りて用意してあったパンを口に詰め込む。

「明日香、こっちで連絡しとくからゆっくり食べたらどうだ？」

父が煙草をふかしながら言った。

「いや、今日新学期の始まりやからはよせぇへんと……」

そうか、わかった。行ってらっしゃい。と父は私を見送る。

「行ってきまーす！！！」

ランドセルを背負って通学路を走る。
ん…？そういや、私6年？うそやん。
ずっと異世界呼んでたい……

「こんな事考えてる場合や無いわ明日香ァ！！！はよせい！！」

言ってる自分でも虚しい独り言である。全速力ダッシュで学校へ向かった。
生憎私には一緒に登校する友達なんて居ないもんでな！！！はっ！
友達が欲しい！！！これ本音！

校門が見えてきた。遅刻は確定だけれど。
私何組やったっけ！？？やべぇ！
クラス表見るしかねぇな！！！

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豆知識(？)
明日香のランドセルの中は教科書全部入ってます。
いちいち準備するのが面倒臭いから、だそうですよ。
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誤字があったので訂正