竈門家の忌み子の兄妹

40話・見送 ページ41

〜Aside〜←だいぶ久しぶりよ。

兄さんは、最終選抜に受かった。


一緒に受けるつもりだった。


私は受けれなかった。


もっと、鍛錬が必要。


兄さんが最終選抜に受かって、2年。


私は今、


最終選抜会場にいます。


絶対に受かる。


そう確信している。


だって、柱の方々と、柱でもおかしくない兄


そんな方々に


稽古を幾度もつけて頂いたから。


私が負けたら、泥を顔に塗ることになる。


家族を守る。


人間を守る。


そのために、頑張らないと。


兄さんと約束した。


｢A、頑張るのもいいが、無理したらダメだぞ。


約束な？｣


だから、勝つんだ。


今回もまた、水柱…冨岡様に狐のお面を頂いた。


正しくは、冨岡様の先生。


ちなみに、呼び方が冨岡様になっているのは、


兄さんによると、


水柱様呼びは堅苦しいということらしい。


その影響で、柱の皆様方は、苗字で呼ばせていただいている。


緊張してきた。


兄さんも、こんな気持ちだったのかな。


いよいよ、始まるんだ。


大丈夫だから。ね？



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更新すんまそん

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