竈門家の忌み子の兄妹

35話･初陣 ページ36

〜蒼希side〜

大丈夫かな、皆。


皆2手(?)に分かれて行ったんだよね。


ちょうど獣道みたいな道が左右にひとつずつあるし。


どうしようかな…。


うわぁ、奥から叫び声聞こえるし…。


早く助けに行こ。


とりあえず、真ん中でいっか…((


いや、どっちにでもすぐ行けるように…。


うん。


本物の鬼と戦うのは初めてだけど、


大丈夫。


生きてAに会わないと。


俺は道無き道を進む。


暫くあるくと、叫び声も大きくなった。


右の方らしい。


正直、最終選抜で助けるのはどうかと思うが、


この人にも大切な人がいると思うから。


ﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀｯｯ…


あ、あれは完全な襲われてる。


あの子は腰が抜けたんだね…。


で、鬼はその子に夢中と。


ふーん。殺るか。


蒼｢来世で、また。さよなら。｣


ザシュッ


蒼｢えーっと、大丈夫？｣


？｢((・・｡)(｡・・))ﾌﾙﾌﾙ｣


蒼｢あー、だよね。怪我してるのかな。｣


ｷﾞｬｧｧｧｧｧｧｧ


蒼｢ごめん。行かなくちゃ。じゃあ、これな。巻いとけよ。｣


俺はその子に包帯を渡した。


はい、次の所へ行こう！


確かこっちの方向だった。


遠くだからよく分からないけど、


男の子が2人と女の子が1人か。


んで、鬼は1人かな。


わー、人数による圧倒的な有利。


あ、近づくにつれよく状況がわかる。


女の子が戦っていたとこ、負傷して、


男の子…仮にあ君、い君として、


あ君が助けようとしていると、


い君が現れ、あ君がこれは俺が倒すと。


そして、その子たちの背後に鬼の攻撃と。


蒼｢来世で、また。さよなら。｣


ザシュッ


あ｢なにすんだ、こんなの俺一人で倒さたのに！｣


蒼｢鬼殺隊で大切なのを俺は人を守る気持ちだと思ってる。｣


蒼｢そんな暴言吐いて、相手を傷つけて、


鬼殺隊になれると？｣


あ｢…。｣


蒼｢じゃあ、俺はこれで。｣


食料探しに歩いてふと思ったんだけど…


俺、普通に強くね。


だって、鬼2匹余裕で倒したよ。


他の人、苦労してた…ってか、


うん、色々と苦労してたね


でも、師範とか、このくらい余裕が当たり前なんだろうなぁ。


頑張って、Aを、家族を守るために強くならないと。


とりあえず、食料。


一応、おにぎりあるけど足りないし。

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ラフテーそばです！


今日から学校なんです。


つまり、今より更新速度遅くなるかもです。


本当にごめんなさい。(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ

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