White Day KyungSoo's side ページ43
「ホワイトデーって会社の人に何渡すの？」
「まだ決めてないけど、なんで」
「や、シュークリーム買ってやって欲しいなって」
めったにないジョンインからのお願いを聞かないわけにはいかないし
そろそろ考えなきゃいけなかったからちょうどよかった。
味の評判も上々。
【勧めてもらったやつ、みんなおいしかったって。彼女にもお礼言っといて】
一応ジョンインにメッセージを送っておこう。
Aさんも喜んでくれてたみたいだ。
好きだと言ってたお菓子も買っておいたけど渡す時間はあるだろうか。
コーヒーが沸く音を聞きながら最近の慌しさを思い返してふうっと息をつく。
今日は食事ぐらい行けるといいけど。
「なに、ため息なんてついて」
「ジュンミョン課長。お疲れ様です」
「お疲れ様。最近忙しかったからね。
今日くらい全員残業なしで帰れるように調整しとくよ」
「ありがとうございます。…デートですか？」
「えっ？！いやぁ…まあそういう子も多いだろうし、今日は早く帰ろう。ね！」
有言実行の人だけあって部内の全員が定時で上がることができた。
まだ社内で交際を秘密にしてる僕たちはAさんの最寄りの駅で待ち合わせて食事に向かう。
「ジュンミョン課長のおかげで思いがけず早く帰れたね」
「まあパクさんのおかげですね」
課長の慌てようを思い出してちょっと笑ってしまった。
今頃デートの真っ最中だろう。
「急に婚約だもんねえ」
「あの人達のせいで僕達言うタイミング逃したんですから」
僕としてはAさんは僕のものだと周りにアピールしておきたかったのだけれど
オープンにするか話し合っている間に課長とパクさんの婚約発表があってそれどころじゃなくなった。
「でもAちゃんがジュンミョン課長と結婚したら完全に同姓同名になっちゃうんだよね、私たち。今でもよく間違えられるのに」
僕たちが結婚すれば大丈夫ですよ、と言いたかったけど軽いやつだとは思われたくないから言葉を飲み込む。
「そういえばあのシュークリームすごくおいしかった。もういっこ食べたかったなあ」
「ああ、じゃあ家に来ます？多分ありますよ。
弟が毎日買ってくるんです」
最初はおいしいと思ったけど毎日食べるもんじゃない。
思い出したら胃がムカムカする。
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ゆき(プロフ) - まどさん» まどさん！お返事が遅くなりました（ ; ; ）神回だなんて！そんな風に言っていただけて嬉しい限りです(/ _ ; )何を隠そうギョンスペンなので…ありがとうございます！！ (2018年3月7日 0時) (
レス) id: b13cdc72c6 (このIDを非表示/違反報告)
まど - ギョンス回は神回です！！！！めっちゃきゅんとしました、、、、 (2018年2月19日 17時) (レス) id: 348d09fd4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - あまいくりーむさん！こちらこそありがとうございます！本当のバレンタインは過ぎ去ってしまいましたが妄想バレンタインにもう少しお付き合いください^ ^ (2018年2月18日 0時) (レス) id: b13cdc72c6 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - トキメキバレンタイン最高です！たくさんのキュンありがとうございました！ (2018年2月17日 20時) (レス) id: 54cb611542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき | 作成日時：2018年2月13日 2時
