2 ページ28
「おねーさんひとり？」
ベクとチャニョルを待ってるけどどっちもまだ来ない。
ちなみに声をかけてきた酔っ払いはこれで3人目。
「いえ待ち合わせなんです」
「えーじゃあその人来るまで俺たちと飲もう？」
おっとこれはめんどくさいパターン。
断っても同じ空間で飲むわけだからここは当たり障りない感じでいかないとね。
「ありがとうございます。
でももうすぐ約束の時間なので」
とっくに過ぎてますけど。
遅いんですけどふたりとも！
「いいじゃん、ほらこっち」
わ、触んないでよ！
「悪い、遅くなった」
ぱっと男の腕を払ってベクが私の隣にぴったりくっついた。
「こいつになんか用ですか？」
酔っ払いは酔いが醒めたのかすみませんと普通に謝って自分の席に戻っていく。
さっきまであんな馴れ馴れしかったくせして。
「平気？」
「…ん」
ベクってばかっこよすぎ。
「A外ヅラ良すぎんだって。
素出しとけば男も寄ってこないのに」
「…なにおっしゃってるの？
いつも同じでしょう？」
「何キャラだよ。こわいこわい」
私たちはいつもこんな感じ。
からかって、からかわれて、
なんでベクが特別になったんだろう。
チャニョルから今日は行けそうにないって連絡が入ってそろそろ帰ろうかとなりかけた時、
今度はギョンスからメッセージがきたらしい。
「ギョンスなんて？」
「まじかー……」
「え、どうしたの」
「ごめんAもう一杯付き合って」
なにを聞いても生返事しかしてくれない。
ようやく口を開いたのはビールを一気飲みした後。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 364人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆき(プロフ) - まどさん» まどさん！お返事が遅くなりました（ ; ; ）神回だなんて！そんな風に言っていただけて嬉しい限りです(/ _ ; )何を隠そうギョンスペンなので…ありがとうございます！！ (2018年3月7日 0時) (
レス) id: b13cdc72c6 (このIDを非表示/違反報告)
まど - ギョンス回は神回です！！！！めっちゃきゅんとしました、、、、 (2018年2月19日 17時) (レス) id: 348d09fd4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - あまいくりーむさん！こちらこそありがとうございます！本当のバレンタインは過ぎ去ってしまいましたが妄想バレンタインにもう少しお付き合いください^ ^ (2018年2月18日 0時) (レス) id: b13cdc72c6 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - トキメキバレンタイン最高です！たくさんのキュンありがとうございました！ (2018年2月17日 20時) (レス) id: 54cb611542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき | 作成日時：2018年2月13日 2時
