・ ページ23
.
試着も終わり、皆大満足で衣装を手にしている。
僕とユンギとテヒョナの全体像はまだ御披露目していないから、他のメンバー達は興味津々。
JH《ヒョン達は一体何の仮装するんですか？
メイクもするみたいだし、気になります〜》
《秘密だよ〜》
JH《や〜〜
堅いこと言わずに教えて下さいよ〜》
YG《ホソク、知らない方が後でヒョンを思い切りイジれるぞ。》
《やぁー！ユンギ！
何てこと言うんだ！
ヒョンを何だと思ってるの？！》
YG《こう言っておけば静かになるんで。》
《はぁぁ…
まぁ、良いさ。
僕は優しき怪物だからね……》
RM《怪物？》
《いや…まぁ、夜のお楽しみって事で！
さぁ、お礼を言って帰ろう！》
皆で出入り口に集まり、今回作業してくれたスタッフさん達に挨拶をする。
「「「「「「「本当に、ありがとうございました！」」」」」」」
「いやいや、こちらこそ。
何だか久し振りに仕事したって感じで楽しかったよ。
今回作った衣装は貰ってくれて良いからね。
そっちのレンタル分だけ返しに来てね。」
美貴「ほんまに、ありがとうございました！
来年も個人的にお願いしに来ますね♪」
「はいよ。
じゃ、楽しんでね！」
こうして建物を後にしたのは14時頃。
帰ってから部屋を装飾して、着替えてメイクをして…なんてやってたら、あっという間に時間になってしまう。
(あーー！！
ジミナのバースデーケーキも忘れずに受け取って貰わないと！)
家に着き皆が中に入るのを確認してから、美貴さんに声を掛ける。
《美貴さん、ジミナのケーキお願いしますね。》
《あっぶなかった〜！
忘れるところやったよ(苦笑)》
《良かったです(苦笑)》
《ほんなら、Aちゃんを迎えに行きつつ、ケーキも受け取ってくる！》
《はい、お願いします！》
《行ってきま〜す》
美貴さんを見送り玄関に入ると、既に飾り付けが始まっていた。
100円ショップで購入した、LEDライトで光る小さなランタン。これが中々可愛いのだ。遮光カーテンを閉めて、並べたランタンの電源をONにする。淡いオレンジ色に光るランタン。
《《《《《《《おぉ〜〜〜》》》》》》》
JM《凄く綺麗で可愛いですね〜》
JH《何か温かい気持ちになるね〜》
RM《本物のカボチャにロウソク入れるより良い感じだな。》
皆の手が止まっている。
《ほらほら〜、ほっこりタイム終了〜。
そんなにゆっくりしてる時間無いからね〜。》
《《《《《《は〜い》》》》》》
急いで準備を進めた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Miyoshi | 作成日時：2021年7月11日 2時
