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《ヒョン！！一緒に行った方が…》
YG《覚えてないんだぞ？
俺らが行っても、かえって混乱させる可能性もある…》
《でもっ…！》
JN《ジミナ、今日は帰って待とう。》
《…………》
ヒョン達は正しい…
でも、僕は不安だ…
このまま会えないんじゃないか…って。
TH《ジミナ…》
重い空気の中、皆が無言で建物を後にし駅まで歩く。
テヒョナが何か感じたのか、珍しく手を繋いでくれていた。
…………………………………………
一報が入ったのは、僕らが家に着いて直ぐの事だった。
YG《……はい、……そうですか。
良かったです。
え？あぁ、分かりました。
伝えておきますね。
はい、じゃあ。》
《ヒョン！？美貴さん何て？》
YG《問題ないから家に帰ってるって。》
《《《《《《良かった〜》》》》》》
YG《色々心配だから、Aさんの所に泊まるからって。》
JN《心配っ…て？》
JH《ヒョンはボケてるんですか？
体調が悪い時、一人は心細いじゃないですか〜。》
JN《いや、色々って言ったから…
体調以外にもあるのかなぁ…って。》
YG《詳しくは教えてくれなかったですけど、まぁ…例のあの人が関わってそうですね…》
JN《やっぱり…》
《《《《…………………》》》》
皆が想像しているのは、今までの出来事。
あの人が巻き起こし、混乱させた数々の出来事だ。
JK《明日のパーティー、どうなっちゃうんでしょうね…》
JH《体調次第では、Aさんは不参加って事にもなるのかな…》
RM《明日、衣装を取りに行く時までに分かれば良いんだけどな…》
TH《ユンギヒョン、その事については美貴さんは何も言ってなかったんですか？》
YG《あぁ…それは何も。
明日、ギリギリまでは返事は待っておいた方が良いかもな。》
僕の不安が宇宙並みの速さで広がっていく…
もう会えない？
そんなの嫌だ…
TH《ジミナ…
そんな顔しちゃ駄目だよ。》
《え…？》
TH《“この世の終わり”みたいな顔。
まだ時間はあるんだから、また会えるって信じて連絡を待とうよ！》
《…うん！》
テヒョナは本当、不思議な奴。
僕がもう会えないかも知れないって思ってる事を察知してる。
四次元改め宇宙人…なのかな…(笑)
テヒョナのお陰で、気持ちを切り替える事が出来た。
明日、絶対会える！
そう信じよう！
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作者名：Miyoshi | 作成日時：2021年7月11日 2時
