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『もしもし。』
「もしも〜し！退院おめでとう！
今日は行けなくてごめんな〜。」
『全然大丈夫(笑)
今帰ってきたところだよ！』
「そっか！
そうそう、この前言うタイミング逃して言い忘れてたんやけど、ジン君達ね半年後に日本に来るんやて！」
『半年後！？結構早いね？』
「兵役の入隊直前は、かなりバタバタするみたいで早めの休暇になったんやって！」
『そうなんだ…。
やっぱり直前に休みってなると大変そうだよね。
少し余裕を持って日本に来れるなら良かった。』
「それでな…
一つ謝らないかん事があって…。
入院してた事と、もしかしたら会えないかもしれんって勝手に返事してしまったんよ…」
『美貴さんが謝る事じゃないよ(焦)
私も、入院中に言われてたら会うのは断ってたと思う…。
今もちょっと申し訳ないけど、会うのはどうかなぁって思ったり…』
美貴さんには、佳織にジン君から届いた手紙を盗られてしまった事を言っていない…
彼らに会わない方が良いと思うのは、そう言った事も含めてだった…
「でも！退院したんやし…
そんな事言わんと、こんな機会ないし絶対会おう！絶対会わせたい！」
『うん(苦笑)そうだね…ありがとう！』
美貴さんの気持ちが嬉しくてそう答えたけど…
これが正しいのか、まだ考えてしまう。
「そういや、明日から職場に行くんやっけ？」
『うん…そう。』
「もうちょっと休めばえぇのにぃ…
まぁ、上司の綾さんもおるし大丈夫か！
無理だけはせんでね？
少しでも体調おかしいと思ったら、早退させてもらいや。
約束やで！無理はせんでよ！」
『分かった(笑)約束する！』
「じゃあ、ゆっくり休んでな〜。」
通話を終え、顔を両手で覆い悶える。
(半年後に会える！)
少し現実味が帯びてきた。
(でも、不安…
会っても良いのかな………)
少し浮かれ気分だったけど、ふと現実に戻る。
一週間以上も休んでしまった。
職場の状況は、綾さんから特別何も言われていない。
『出勤しない事には分からないか…
なるようにしかならないよね。』
不安な気持ちを抱えながら、 明日の職場復帰に備える事にした。
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Miyoshi(プロフ) - ペコさん» 初めまして。メッセージにパスワード送りました！これからも楽しんで頂けるように頑張りますね(>ω<) (2021年7月9日 19時) (
レス) id: 8b7a46973a (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - こんばんは 初めまして 更新楽しみに待っていました。パスワードを教えてほしいです。よろしくお願い致します。 (2021年7月9日 18時) (レス) id: 2a68d98bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Miyoshi | 作成日時：2021年3月19日 4時
