･＊･ ページ25
･
島原｢午後5時24分頃、湊川由美子捜査官が、
本事案の被害者の1人、蠣崎光太郎に誘拐された」
要くんが思わず島原さんの方へ振り返る。
私は手術経過報告書を見つめる。
島原｢蠣崎は本事案の容疑者と思われる。
早急に行方を突き止め、湊川捜査官を救出する！」
島原さんの一言で
長篠さんはパソコンで行方を追い始めた。
長篠｢湊川捜査官のスマホの位置情報によれば、
最後に確認できたのは本牧中央病院付近です。｣
手分けして
半径5km圏内の監視カメラを確認するようだ。
小牧｢手掛かりがないんじゃ虱潰しか」
長篠｢無駄な事が嫌なら...」
小牧｢どの地区をやれば良いですか？」
長篠｢え？」
小牧｢これが僕たちの仕事なんでしょ？
どの地区をやればいいか、指示をください」
長篠「…花之木方面をお願いします」
改心したのか、由美さんを助けたいからか。
要くんも虱潰しに協力するようだ。
『私もやる』
長篠｢…！お願いします｣
しばらくしてKSBCに連絡が入った。
蠣崎からだ。
モニターには、赤い布で覆われた部屋が映る。
蠣崎はバッドを持っている。
足元には、黒い袋のようなものが。
大きいな。人でも入っているのか？
伏見｢蠣崎！湊川はどこだ！」
響介さんが尋ねると、蠣崎は袋を蹴った。
まさか、由美さんじゃないよね。
全員が画面に釘付けになる。
蠣崎【犯行声明文を掲載しなかったな。
残念だが、新たな犠牲者が必要だ】
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 646人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らぎ
| 作成日時：2021年2月16日 17時
