Bottle gourd【レッドアイズ監視捜査班】② (ページ8)

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@モニタールーム

小牧さんは長篠さんのスマホの位置情報を確認。
彼女は今、日本丸メモリアルパークの北側にいる。

私は自分の父のスマホの位置情報を確認した。
すると…

『父もその周辺にいるようです』

島原｢なんですって｣

もしかしたら長篠さんと
待ち合わせているのかもしれない。

伏見【北側を一通り調べたがいない】

『5分前の映像に、南の方へ進む長篠さんを確認』

伏見【了解】

日本丸メモリアルパークの
南側広場の監視カメラには、
長篠さんと長久手刑事、そして父の姿があった。

何かを話している様子。

そして伏見さんと湊川さんが到着。

銃を構えて長篠さんを確補しようとすると、
背後からドローンのようなものが映りこんだ。

小牧｢響介さん後ろ！｣

『あれ、爆弾…？』

真っ直ぐ長久手刑事の方へ向かうドローン。

伏見さんと湊川さんが長篠さんたちの方へ走ると
ドローンは爆発し、映像が途切れた。

しばらくするとカメラが復旧した。
全員の無事が確認され、長篠さんも確補。

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その後、私は外で警察署に戻る途中の父に会った。
父は姉川刑事と歩いていた。

父｢命が狙われているって本当だったんだな｣

『だからセンター長が言ってたじゃない』

父｢ふん、｣

また何か嫌味を言おうとしたのだろうけど、
言葉の続きを聞くことはなかった。

？｢すみません。これ落し物です｣

姉川｢落し物なら交番に…ちょっと｣

父に鞄を渡して立ち去る男性。
野球帽を被っている。
まさか…

『っお父さんそれ、』

父｢なんだ。あぁちょうどいい。
俺は忙しいんだ、お前これ持っていけ｣

父は鞄を私に渡して歩き始めた。

しかし、姉川刑事が私の様子に気がついて近寄る。
私と姉川刑事は恐る恐る鞄の中を見た。

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姉川｢伏せて！｣

姉川刑事が鞄を人のいない方へ投げると、
鞄はそれと同時に爆発した。
姉川刑事が私に覆い被さる。

姉川｢…っ怪我はないですか？｣

『は、はい…』

少し手を擦りむいてしまったが大丈夫だろう。

父｢…何なんだこれは｣

父は振り返り、驚いている。

伏見｢石山！｣

島原｢紅羽！｣

2人も騒ぎを聞きつけてやって来た。

姉川｢爆弾です…｣

『犯人は野球帽を被っていました』

とうとう父にも犯人の手が伸びた。

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