106.男の願望の詰め合わせ ページ6
Kawanishi side
川西「……絶対しくったよな、」
Aと一緒にいたすぎて意味わからんこと言ってた気がする
もうちょいかっこよく決める予定ではあったんよ。予定はね?
ただ現実というものは理想の上書きで、そのほとんどが下書き通りにいかないもんで
そんなことを思ってたら、コンコンコンとドアをノックする音が聞こえた
覗き穴を覗くと
川西「ぶふぉっえっあわっっ!!」
「??……なんか変な音した…?」
やっばい、ほんまにやばい
「まだかな…」
コンコンコン
川西「……あ、ごめん今あける」
「寝ちゃったかと思いましたよ。ってか、変な音がしたんですけど大丈夫でした?」
川西「あ、え、あ、あぁ、」
「母音しか喋れなくなったんですか?」
やばいやばいやばいやばいやばいやばい
浴衣とか聞いてないって
お風呂あがりってだけでやばいのに、浴衣で髪はゆるめのお団子で少しほっぺが火照ってるとか男の夢詰め込みすぎちゃう?
「ちょ、そんな見られたら穴開くんですけど」
川西「あ、あぁ、ごめん」
「あんま顔見ないでください。メイク薄いんで。」
川西「え、化粧したん?風呂入ったんやろ?」
「そりゃあ、人様に会うなら風呂あがりでも多少はメイクしますよ。眉毛書いてパウダーやってリップ塗っただけですけど。」
川西「十分してるやん」
「そんなことないですよ」
ってか部屋入っていいですか?玄関寒いです、と言われ慌てて部屋の中へ入れると横をすれ違った時にふわっとシャンプーの匂いがした。一生嗅いでいたい程いい匂い。
そしてお団子してるから後ろから見ると白くて綺麗なうなじと、靴下と浴衣の隙間からチラチラみえる足
…………刺激強いわ
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作者名:らふちゃ | 作成日時:2024年3月20日 10時