103.笑えない量の通知 ページ3
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「私ほんとになんもしてないんですけど」
姉御1「いいのいいの。来てくれただけで嬉しいから」
「まじで好き」
その後も源氏パイを頬張りながら駄弁ってしまい、気づいたら帰る時間だった
2時間くらいぶっ通しで喋ってた。ちなみに源氏パイは3袋目突入した。
姉御3「源氏パイ持って帰りな」
「いいんですか？」
姉御3「いいよ」
「やった」
なんも仕事せずただひたすら喋っていただけどの私を責めずに、むしろ来てくれただけで嬉しいなんて言ってくれるお姉様方には一生ついて行くと決めた
姉御2「またいつでもおいでね」
「ありがとうございます。またきます」
お姉様方に挨拶をして、ルンルンでタクシーに乗ってスマホを開くと
「うわっ……」
先程から一度もスマホを開いていなかったから、笑えるほど大量にメッセージが来てる
スマホは笑うどころか通知がやばすぎて悲鳴をあげているが
木全さん今日Aも休みだよね??
木全さん奨くんの部屋で一緒にご飯食べようよ!
木全さんその後ドラマ見よ!!
木全さんおーい
木全さんAー???
木全さんねぇー返信してよー
木全さんないちゃうよ
木全さんおーーーーーい
このまま無視しても……
木全さんやっと既読ついた!!
Aなんで返信してくれなかったの?
無視できない案件でした！！無視したらめんどくさくなるやつですねこれ！！！
もうめんどくさいのにこれ以上めんどくさくなったら癇癪起こしそう
断ったら木全さんが癇癪起こして、それに私がイラついて癇癪起こして負のループに陥るので今から行きますねとだけ返信して與那城さんの部屋に向かった
與那城さんの部屋に行くと木全さんがめんどくさいムーブに入っていたが、與那城さん特製のカレーが美味しかったからよしとしよう
.
木全「ねぇ奨くん！Aから返信来ない！既読もつかないんだけど！！」
與那城「もう少し待ってみたら？」
木全「だってもう送ってから5分も経ってるよ？」
與那城「5分しか経ってないんでしょ？」
木全「5分も！だよ。僕はいつもAからのLINEは3秒で返してるのに。100倍だよ？」
與那城「…………………………うん、そっか」
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作者名：らふちゃ | 作成日時：2024年3月20日 10時
