Sugar (ページ10)

今日:999 hit、昨日:548 hit、合計:144,336 hit

・ページ10

・

急に爆弾を落としてくる翔也のせいで、飲んでいたハイボールを吹き出しそうになった

「はぁ！？え、ちょ！！覚えてたの！？」

木全「当たり前じゃん。初めてだったし。」

木全「Aは覚えてないの？」

「いや、そういうわけじゃないけど…」

忘れるはずがない。高校2年の時。

同じ委員会だった私たちは文化祭の準備をするために、2人で居残りしていた。

ほんの出来心だった

私は純喜が好きだったし、翔也のことは友達だと思ってた。だから、行為を終えたあとも今までと変わらないように接していたし、純喜と付き合ってからもあまり思い出すことはなかった。

木全「……………僕は後悔してないよ。Aとシたこと。」

「………え？」

木全「…好きだったもん。Aのこと。」

木全「もちろん今も」

「…………シたから、ちょっと意識してただけだよ」

木全「違うよ。ほんとに好きだよ。」

「…いや、ほら…あの頃は私たちも多感な時期だったじゃん。そういうことして意識しちゃうようなさ？若気の至りってやつだっ…………っ、」

これ以上喋るなとでも言うように優しくキスをされた

木全「…そんなんじゃないよ」

「…………っでも、」

木全「若気の至りなんかじゃないよ。Aのこと、本気で好き。」

木全「だからさ、僕にチャンス、ちょうだい」

「…………えっ？」

ちゅっと私に可愛く口づけをして、腿の上に置いていた手を握られる

木全「…………Aのこと、絶対惚れさせるから」

木全「僕のこと、ちょっとは意識してね？」

翔也に音が聞こえてしまうんじゃないかというくらいうるさい心臓、自分でもわかるくらい熱くなってきた顔

新しい恋の予感がした

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

無理矢理繋げて無理矢理終わらせちゃった
どうしてもラポスタのバンドメンバーと絡ませたかった