Sugar (ページ9)

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若気の至りなんかじゃない (Syoya) ページ9

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木全「え！？純喜くんと別れて景瑚くんとしたの！？」

「ちょっ、ばかっ！声でかい！」

木全「あ！ごめんごめん」

そう言いながら両手で口を押える翔也

景瑚と一夜を共に過ごしてから、早朝にホテルを出て会いたいと言ったらすぐ会ってくれると言ってくれた。高校を卒業してから会う時によく利用していた個室式になっている小洒落た居酒屋に集まった。

木全「純喜くんのこと忘れたくて景瑚くんとしたけど罪悪感感じてお金だけ置いてホテル出たってこと？」

「うん…」

木全「ってか、なんでわざわざAのこと好きな景瑚くんチョイスしたの？」

「いやぁ、だって私のこと好きって知らなかったし、」

木全「え！気づいてなかったの？」

「うん、まったく」

木全「えー、まじかぁ、」

逆にあれで気づかないのすごいよなんて言いながらしれっと私のクッキーを食べる翔也

「それに、別にもともとはするつもりなかったし…流れ、みたいな」

木全「流れでするなんて、Aにしては珍しいね」

木全「まぁ、あの時僕とシたのも流れだったもんね」