Sugar (ページ40)

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「もぉー、今度はどしたの？」

白岩「…ほんとはそいつとご飯行きたかった？」

「えぇ？別にそういうわけじゃないけどさ。仕事の相談なら聞いてあげないとなぁって。」

まぁ職場で話せるからいいけどさ、というと、お前、それまじで言ってんの、と言われる

「え、なにが？」

白岩「お前、ほんとに仕事の相談のために誘われたと思ってんの？」

「え？それ以外なにがあるの？」

私がそう言うと、はぁぁー、と長い溜息をつく瑠姫くん

「そんなに溜息ついてると幸せが逃げるよ」

白岩「…誰のせいだと思ってんだよ」

そう言ってもともと強かった腕の力が更に強まった

流石に強すぎて痛いな

お腹に回された腕を軽くぽんぽん、と叩くと若干腕の力が弱まり、その代わりになのか右肩に瑠姫くんの顎が乗せられる

白岩「…ねぇ」

「ん？」

白岩「…好き？俺の事」

そう不安気に瞳を揺らす瑠姫くん

私が瑠姫くん事、好きじゃないわけないのになぁ

そんな思いも込めて彼の唇に触れると、満足げな顔をして私のことをもっと強く抱きしめた

「…………痛い」

白岩「…お前、雰囲気クラッシャーすぎるだろ」

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白岩「また誘われても行くなよ。あいつのとこ」

「…もし行ったら？」

白岩「殴る」

「どっちを？」

白岩「男の方」

「絶対やめて」