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行為後特有の倦怠感と違和感で目が覚める
木全「…お、起きた？おはよ」
「ぁぁ゛……ぇ、なぃ゛」
木全「あぁ、声出ない？」
縦に首を振ると「まぁ、昨日あんな喘いでたしなぁ」なんて言われる
「…あぁ゛……のど、いだぃ」
木全「だめだよ無駄に喋っちゃ」
余計に悪化するよ？なんて言われたから慌てて口を閉じた
とりあえず服を着ようと思い、起き上がると腰に電気が走ったかのような痛み
「……っ！！いっ、だ、！」
木全「もぉー、そんな素早く動くからだよ」
よいしょ、なんて言いながら私の背中を支えて優しく起こしてくれた
どうやら翔也もまだ服を着ていなようで、捲れた布団から意外にも鍛えられている胸筋が見える
木全「はいどーぞ…あ、喋んないでいいよ？」
お礼を言おうとした瞬間止められ「ホットミルクいれてきてあげる」と言って上裸のままリビングに行ってしまった
極力体に刺激を与えないようにゆっくり、そして丁寧に服を着ていたら翔也がマグカップを2つ持って部屋へ入ってきた
木全「ここ置いとくね」
「…あ、これ゛」
木全「ん？……あー、後ろ留めてってこと？」
無言で頷くと「あー、やばい、ちょっとまって、抑えるから」と言って両頬を叩いた後、留めてくれた
今の行動に果たして意味はあったのか
木全「ん、おいし？」
コクコクと首を振るとよかったと言いながら腰を優しく抱かれる
木全「……昨日は最高だった」
木全「またしようね」
ホットミルクで暖まっていた体は、その言葉のせいで一気に恐怖と悪寒でいっぱいになってしまった
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作者名：らふちゃ | 作成日時：2024年1月26日 13時
