Sugar (ページ26)

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瑠姫と話していて急に周りが暗くなったかと思えば、後ろに佐藤くんがいた

佐藤「なんかコピー機が変なんですけど！」

「えー、そんなん同じ部署の人に見てもらえばいいじゃん」

佐藤「だめ！Aさんじゃないと無理なの！」

「はぁ？……あ、ちょっ！」

腕を引っぱられ、ついていくとただのインク切れだったようで

「もう、ただのインク切れじゃん！」

佐藤「わぁ、ほんとだ」

「もぉ」

佐藤「ごめんってAさん！お詫びにこれあげる」

手だして、と言われ素直に手を出すとキャラメルをのせられる

「ありがと」

そう言うと佐藤くんは嬉しそうに笑った

…笑顔、ちょっとかっこいい

佐藤「あれ？Aさん顔赤くない？…もしかして、照れてる？」

「……っ、うっさい！戻る！」

私が佐藤くんのせいで照れるなんて、そんなことあるわけない。うん。そんなはずない！そう言い聞かせて、自分の部署に戻った。

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豆原「景瑚くんまたあの人のこと怒らせたんですか？」

佐藤「怒らせてない！あれは照れてんの！」

豆原「だって言ってましたよ？また今回も遅かった！って。毎回終わってるのに出しに行かないからっすよ。」

佐藤「だってそうでもしないと来てくれないじゃん？」