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No.32 ページ7
ー錦戸sideー
錦｢…ごめん。俺、どうしたらいいか分からん…かってん｣
土曜日、俺にかかってきた1本の電話。
ー未乃莉さんが事故に遭ったー
その言葉を聞いた瞬間、俺の体は病院に向かって走っていた。
両親がいない未乃莉さんにとって、頻繁に連絡を取っていたのが俺やった。
だから、連絡来たんやろな…。
幸い、未乃莉さんは軽傷で済んだみたいやけど、
未｢ごめんね…1人でいるの、怖くて…｣
事故のことが、フラッシュバックして、ガタガタ震えている未乃莉さん。
錦｢今日は…そばにいるんで、ゆっくりしてください。｣
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作者名：咲希江 | 作成日時：2018年10月10日 18時
