嘘と恋と嘘。 (ページ7)

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No.7 ページ7

ー錦戸sideー
錦｢すみません、待ちました？｣

未｢ううん、今来たとこだよ｣

誰もいない空き教室で待ち合わせ。

“未乃莉さん”
俺の1個上の先輩で、めっちゃ綺麗で、ほんま素敵な人で、

俺の好きな人。

錦｢珍しいっすね、未乃莉さんから連絡してくるなんて｣

未｢うん。何か、亮くんに会いたくなって｣

そう言いながら、俺の腰に腕を巻きつける。
そのまま唇を重ねれば、行為開始の合図。

未｢りょ…く、ん｣

錦｢み、のり…さん｣

全部終わって、服を整えてたら、

未｢今度さ、どっか行かない？学校だけじゃなくてさ｣

まさかの未乃莉さんからのお誘い。

こんなこと今までになかったから嬉しすぎて、もちろんOKの返事をした。