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ﾌﾚｱﾙﾗ｢…ん…寝ちゃったのか…｣
フレアルラは眠そうな瞼を擦りながら､地下のフランドールの部屋を見渡した｡パチュリーの結界は何故か解除されていて､フランドールの姿は何処にも無かった｡
ﾌﾚｱﾙﾗ｢フランお姉様?外に行っちゃったのかな…｣
もう博麗の巫女達を追い返したのだろうか?そう思ったフレアルラは地下の階段を上って行った｡
フレアルラは館の窓から外を見てみた｡
ﾌﾚｱﾙﾗ｢霧はまだ晴れてない…あっ､外でお姉様達が戦ってる!さっきの巫女と魔女だ…｣
目を凝らして見ると､赤い霧で覆われた空のすぐ下でレミリアとフランドールが､博麗の巫女と魔法使いに弾幕を飛ばしていた｡
ﾌﾚｱﾙﾗ｢頑張ってお姉様…!そういえば美鈴は…門で倒れてる…パチュリーと咲夜もあの二人にやられたのか…!｣
自分も一緒に戦おうと外に出ようとしたその時だった｡レミリアとフランドールが博麗の巫女と魔法使いに敗れたのが見えた｡空の赤い霧がどんどん晴れていく｡
ﾌﾚｱﾙﾗ｢…お姉様ァァァアアアア!!!!!｣
フレアルラは思わず飛び出し､博麗の巫女と魔法使いの前に立ち塞がった｡
ﾏﾘｻ｢うおっ?!何だお前…｣
ﾚｲﾑ｢まだいたのね…アンタもレミリアの妹?｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢そう…私はフレアルラ･スカーレット｡最後は……私が相手だッ!!｣
フレアルラを中心に､再び赤い霧が広がっていった｡レミリアの霧よりも濃くて､血の匂いがした｡
ﾚｲﾑ｢また赤い霧…いいわ､相手してあげる｡魔理沙､行くわよ!｣
ﾏﾘｻ｢おう､やってやる!｣
真っ赤な眼を怪しく光らせて､後ろに魔法陣を展開させたフレアルラは､博麗の巫女､博麗霊夢と普通の魔法使い､霧雨魔理沙に向かってスペルカードを放った｡
ﾌﾚｱﾙﾗ｢弓符『迷子の視線』!｣
赤色の矢が霊夢と魔理沙を射抜こうと物凄い速さで放たれた｡
ﾚｲﾑ｢本気で殺しにかかってる…霊符『夢想封印』!｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢そんなもの効かないわ!くらえ､博麗の巫女!!｣
ﾏﾘｻ｢と､突進してきた?!｣
ﾚｲﾑ｢…中々やるわね､この吸血鬼｡けれど､霧は消して貰うわよっ!｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢皆の仇よ!弓符『不死の神の死』!!｣
ﾏﾘｻ｢クソッ…『イリュージョンレーザー』｣
二人の人間と一人の吸血鬼は激しい戦いを繰り広げていた｡それを一人の妖怪が興味深そうに観戦していた｡
？？？｢…フレアルラ･スカーレット……ありとあらゆるものを修復する程度の能力を持つ吸血鬼…スペルカードを使ったのは初めての筈なのに…上手く使いこなせているのは何故かしら?｣
続く (更新停止中)
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八坂 神奈子
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白猫 - この作品面白いです。更新遅くていいのでしてください。楽しみにしています。 (2019年10月14日 10時) (
レス) id: fe959518f7 (このIDを非表示/違反報告)
シエル・シエラ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» バッカスと言うキャラクターの事はイマイチよく分かっていないので時間がかかると思いますがきっと書くので楽しみに待っていて下さい｡ (2018年7月30日 14時) (レス) id: 8e0ffb3b73 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - フェアリーテイルのバッカスの小説も書いて欲しいです バッカス大好きなんで (2018年7月30日 7時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
Alpha＊アルファ(プロフ) - 東方Projectが好きなので､私はこの小説好きです!投稿頑張って下さい! (2018年7月28日 22時) (レス) id: 8ef60d61c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シエル・シエラ | 作成日時：2018年7月25日 23時
