貴方はフランドールに気に入れられて妹にされました

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ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢赤い霧…?!これ､お姉様がやったの?!｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢一週間前に､レミリアお姉様とパチュリーが幻想郷を赤い霧で覆い尽くすと言う作戦を立てていました｡今日､それが決行されたんだと思います｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢何の為に…｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢えっと…昼間でも日傘を差さずに出歩ける様にしたいからだそうです…｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢しょうも無くない?!普通に日傘差そうよ!!｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢日光に負けたままなのは嫌だと…と言うか､この霧どうします?｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢う〜ん…そのままでも良いんじゃない?｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢えっ?!｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢これなら普通に外で遊べるんだし｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢けど､博麗の巫女がここに来てレミリアお姉様を倒しに…｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢その博麗の巫女って､あそこで妖怪と戦ってる人間?｣

フランドールは窓を指差した｡そこでは博麗の巫女と思われる赤い服を着た人間が､黒い服を着た妖怪と戦っていた｡

ﾌﾚｱﾙﾗ｢えぇ?!もう来ちゃったんだ…あれ?フランお姉様､もう一人います｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢もう一人?人間?…魔女みたいな格好ね｡氷の妖精と戦ってる｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢…あの妖精達のおかげで時間稼ぎが出来そうです｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢そういえば妖精メイド達がいないけど､門とかに集まってるのかな?｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢多分…｣
ｻｸﾔ｢フランお嬢様､フレアお嬢様?!どうやって地下室から脱出したんですか?!｣
ﾊﾟﾁｭﾘｰ｢早く部屋にお戻り下さい｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢嫌だ!私達には内緒でこんな事して閉じ込めて!!私達は外に出るんだから!｣
ﾊﾟﾁｭﾘｰ｢博麗の巫女を追い返したら外に出られますから…｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢じゃあ私達で巫女をやっつけるから!｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢お､お姉様?!私達で大丈夫でしょうか…｣
ﾊﾟﾁｭﾘｰ｢巫女はとても強いらしいので私達が…｣
ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢私達はレミリア･スカーレットの妹よ?あまり舐めないでちょうだい!フレア､行くよ!｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢は､はいッ!!｣

ﾊﾟﾁｭﾘｰ｢……咲夜､お願い｣
ｻｸﾔ｢はい｣


ﾌﾚｱﾙﾗ｢……あれ?｣

気が付くと､そこは地下室だった｡きっと咲夜が時間を止めてここに連れてきたのだろう｡

ﾌﾗﾝﾄﾞｰﾙ｢そんなぁ〜!!結界も強化されて壊せないし､本当に閉じ込められたわ!｣
ﾌﾚｱﾙﾗ｢(もうどうしようもない…大人しく待っていよう)｣

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ラッキー東方キャラクター

八坂 神奈子

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