einhundert fünf und achtzig ページ19
私のその一言に、その場にいた人間が気まずそうに言い詰まっているのを感じる
『勘違いしないでください、私は身内が卑下されたことに対して文句をつけに来た訳ではありません
確かにお兄は自分より下の人間潰すのが娯楽だし、すぐ上からマウント取ってくるし、口悪いし…』
「ぇ、めっちゃ悪口言うじゃん…」
「評判下げに来たのか？」
『…言い出したら終わり見えないな
身内待遇で私には多少マイルドになってる自覚ありますけど
全体的に、結構クソ野郎なんです』
「ハッハ！
愛する妹にまでそう言われてしまったら世話ないなぁ！あの天才くんも」
クリス・プリンスはそう言って爆笑してるけど、悪いところ知ってる以上にいい面も知ってるのが事実
ま、長くなるからそれも言わないケド…
『んでも、私に外の事…サッカーとか
いろんな事教えてくれたのもお兄でした
それでこっからが本題になるんですけど、この間世一くんが＿』
「潔？」
「あいつ…ラファエラ相手にもなんか言ったのか？」
「ヨイチ…
俺のスーパーゴールを邪魔した潔世一のことだね？
彼が、どうしたのかな？」
みんな、世一くんへの関心クソ高いな…
『彼に言われたんですよねぇ
“お兄が私を殺してる”って
なんか、こう…
ちっちゃい時からマウントくらってたせいで、自分の価値を誤認してる…？
的な事を言ってて…』
スペイン戦終わりにした内容を要約して伝えると、凪くんミカくんが“あー”みたいな顔をした
周りの人から見たらそのレベルで分かりやすいんだ…
チラリとクリス・プリンスの方を見ると、ニッコリ無言で続きを促される
『個人的に考えてみたけど、自覚がないから理解ができなかったんです
今までは、それが
だけど、同じ考え方じゃ私は変われない…
その為にまずは、私とは違う思考を持ってる人に話を聞いてみようと思いました』
言葉にしたけど、伝えたい事が全然まとまってないな
この説明で分かってもらえたんだろうか…
「なるほど、だから俺に意見を求めに来たわけだね？
キミの聞きたい事は分かった
でもそれはミヒャエル・カイザーくんが“小物”かどうか、と言う問いには沿わないんじゃないかな？」
確かに、言われてみれば…
そう、かも？
「じゃあ、本当に聞きたい事はなんだい？」
『お兄ちゃんは…私は、間違ってるんでしょうか…？』
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レイ(プロフ) - 頑張ってください！更新楽しみです！ (11月19日 15時) (
レス) @page22 id: be2fe8a188 (このIDを非表示/違反報告)
もちだんご(プロフ) - 毎日更新楽しみにしておりました。最近お忙しいですか？またの続きを待っております。 (7月14日 18時) (レス) id: 993fbeabfe (このIDを非表示/違反報告)
白昼夢(プロフ) - 零さん» 楽しみにしていただいてるみたいで嬉しいです。名前変換についてですが、今から機能を使用するとこのシリーズから名前が変わって戸惑う方もいるかもですし、これまでの話は文字数制限的にアウトになるので…本当に申し訳ないんですが名前は固定でいきたいと思います… (5月12日 1時) (レス) @page1 id: 5ec7d98280 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - この作品好きなので出来れば名前変更できるようにして欲しいです。これからも更新楽しみにしてます😊 (5月11日 18時) (レス) @page1 id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼夢 | 作成日時：2023年5月11日 1時
