einhundert zwei und sechzig ページ35
「だったら証明しろ
…マネージャー、何か言う事は？」
え、ここで私に振ります？
『…私から言う事なんてないですよ
こっちは最適を選んだんですし、好きにやればいいんじゃない？としか…』
負けたら選手のせい、とは言わないけど…
トレーニング期間中の分析レポートには私なりの最適解を提出し続けた
割れててもハマれば刺さるメンツだし
作戦立てて縛っても大人が言うエゴは育たないでしょ
「
四の五の言わず＿
勝ってこい」
そう言うと同時にノアさんの後ろの扉が開いた
先を進むBMレギュラー陣に続いて、青い監獄メンバー、私と進んでいく
試合に出るメンバーじゃないとはいえ、私も一応このチームのメンバーという扱いになるっぽくて
これからの試合中は、ベンチから様子を観て分析をするのが仕事だ
フィールドに足を踏み入れると、そこにはもうマンシャイン・Cのメンバーが揃っていた
うんうん、あの3人はレギュラーだよね
やっぱりと言うべきか…目を向けているのは世一くん
みんな選考中に世一くんに負けてきたもんね、そりゃそうだ
流石イングランド全体的にガタイが凄い、ゴツいな…
三次選考の時のアダムさんを思いだす＿
『…ぁ』
相手の顔ぶれをキョロキョロと見ていたら一番面倒な人と目が合った
うわ、こっち来るじゃん…
「やぁラファエラ、スペインとに試合見させて貰ったよ
キミと戦えないのがとても残念だ
試合中もキミのプレーを分析したかった…」
『出た分析狂…
…そういうのいいんで
お兄にやって下さいよ、お兄の方に
男と女じゃまずフィールドが違うんだし、私に見たって役立たないでしょ』
「そうでもないよ
全方位見えてるキミの動き方はまだ学べる所が十分あるし、アクションは予想外でも合理的で興味深い
ま、それはそうとしてお兄さんからも勉強させて貰うけど」
アギさんは…
あれだ、
いつだったか…まだ現役だった頃
お兄の試合に着いて行ったら、どこからか仕入れた私の選手情報を見て客席にまで詰め寄ってきたヤバい人
同じような性質してるのは認めるけど…
対面すると苦手なんだよなぁ、圧が強くて
「あ、一応誘うけどウチに来る気は＿」
『無いです！
もういいでしょ、しつこいなぁー』
毎回コレだ
もう試合始まるからポジションついてよねぇ
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白昼夢(プロフ) - らむねさん» 以前もコメント送ってくれた方ですよね！そういったコメント貰えるだけで書く気力になっています！頑張ります！！ (2023年3月24日 12時) (
レス) id: 5ec7d98280 (このIDを非表示/違反報告)
らむね - 続編おめでとうございます！！この小説ほんっとうに良きですね・・！無理しない程度に頑張ってください！！ (2023年3月24日 8時) (レス) id: 41465224bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白昼夢 | 作成日時：2023年3月24日 1時
