佰伍拾 ページ4
『弥彦、落ち着けって』
弥彦「俺はもう誰も信じない…」
剣心「言う機会が無かったのでござるよ。すまんでござる。」
弥彦「誰も信じない…」
衝撃の暴露のせいで弥彦が人間不信になった。
『悪かったって…』
弥彦「てか、蓮お前女なのにこんなに強いのか!?」
『え、ああ…まあ。一応幕末期を生きたからね。』
剣心「だが、体はやはり弱いでござるな。」
『うるさいわ』
弥彦「もう頭が混乱し切ってるぜ…」
弥彦は頭を抱えた。
『ま、そろそろ冷えてきたし、中に入れてもらおうぜ。』
剣心「そうでござるな。」
弥彦「俺は寝る。」
散々道端で騒いだ後、三人はぞろぞろと道場に入っていった。
***
『薫さん?』
薫「何よ。」
膨れっ面の薫は棚にあった饅頭を頬張っている。
『さっきはからかい過ぎたよ、ごめん。』
薫「…ねえ、蓮さん。」
『なに?』
薫「本当に私…左之助が好きなのかしら?」
『え、ええ??』
今日帰ってきたばかりの人にそれを聞くか…
『お、俺はわかんないや。数日様子を見てから…』
薫「協力してくれるのね!?」
『は???』
薫「ありがとう蓮さん!!」
『お、おう!!』
薫の勢いに押されて協力せねばならなくなった。
しかし、常にモテてはいるが色恋沙汰は剣心以外皆無の彼女。
果たして薫の相談にのることはできるのだろうか。
『(まあ、緋村に聞けばいっか。)』
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夏目夏樹(プロフ) - 心温まりました (2021年5月2日 1時) (レス) id: 870a62657e (このIDを非表示/違反報告)
緋月。緋月の館(プロフ) - 物凄く面白かったです… 貴方の小説すべて面白いですね… 今るろ剣小説少ないのでありがたいです(泣) 次の小説待ってます!!大好きです!←おい (2020年6月24日 20時) (レス) id: e8a2d305fe (このIDを非表示/違反報告)
RUKA(プロフ) - 完結おめでとうございます。次の小説も楽しみにして待ってます。 (2018年9月17日 6時) (レス) id: 4d427bee4c (このIDを非表示/違反報告)
羽衣石 紫(プロフ) - この小説、キャラとの関わりなどが面白くてすっごく大好きです! お忙しいとは思いますが更新頑張って下さい^^* 応援してます! (2018年5月24日 0時) (レス) id: 913f89f30c (このIDを非表示/違反報告)
柚姫 - 皆様読んでいただいてありがとうございます!!遅い更新になってしまいますが精一杯頑張りますのでよろしくお願いします (2018年5月4日 1時) (レス) id: aacb1a7426 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚姫 | 作成日時:2017年9月24日 0時