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望「・・・あほ梓。
泣くなら俺の胸の中やろ?
隠さんでええねん。無理せんでええ。
気持ち全部出せ
俺が全部受け止めたる。」
そう言って強く抱きしめてくる
望が傘を差してるから
もう、涙を隠せない
望「あ、もちろんみんなもな?笑」
貴「・・・・ありがとう。
この人、さっき壁の外から助けたの
私は走って戻るからみんなのところに案内して?」
精一杯の笑顔を見せた
望「おん。わかったけど、そうやって無理に笑うのはもうあかんで?」
貴「・・・・」
私は何も言えず、走ってseedの中に戻った
花「あれ、梓!!望は?一緒じゃないの?」
貴「今来る。新しい人・・・・増えたから」
花「新しい人?」
貴「お風呂、準備してくる。その人さっき壁の外から助けたの
濡れてるから、着替え用意してくれる?」
花「男?女?」
貴「男。
それとね・・・・・
秋にそっくりなの。全部」
花「え・・・・」
貴「だから、着替えも秋とサイズ一緒で大丈夫
背丈も同じくらいだったから」
そう言って、お風呂の準備をしに向かった
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作者名:カンテラ | 作成日時:2014年12月22日 18時