私は輝-2- (ページ22)

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帰って、後は寝るだけになった今でも

今日の事が気になってしまう。

もし、生存者がいたとして

どうしてこんなに近場に居たのに気が付かなかったんだろう

まず、生存者がいるとしたら

ヘリに気づいて助けを呼んでいるはず

それに、銃はどこで手に入れた？

考えれば考えるほど謎は増えていく

花「またしかめっ面！分からない時は、深呼吸でしょ？」

貴「わかってるけどさ、謎が多すぎて」

神「さっき言ってた今日の倒れてた感染者の話？」

貴「はい」

丈「生存者がいるってわかって良かったじゃないか」

貴「腑に落ちない点が多すぎるんです」

重「銃の事とかか？」

淳「でも、警察署とかに入れたら、簡単に手に入るんとちゃうん？」

貴「はい。分かってます。でも・・・」

濱「もしかして、正確に撃ってたって話？」

貴「はい。あまりにも正確に急所をとらえてたので」

照「でも、俺らみたいに練習してたらできるんちゃう？」

貴「私たちみたいに安全な場所で練習してるなら分かるんです。でも、そんなところないはずなんです。安全が確保できない場所で練習してたら発砲音で感染者に気づかれて終わりです。」

望「警察だったとか、丈さんみたいに自衛隊だったとか！」

貴「それなら、ここが安全だってわかってるんだからこっちに来てるはずだよ」