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花「じゃあ私先に行ってるね」
花南は先に部屋を出て行った
私に気持ちを整理する時間をくれたんだろう。
時計を見るともうお昼になっていた
花南が開けたドアの向こうからは
お昼ご飯のいい匂いが入ってきた
ほっとする匂い
貴「話すのはもう少し。待ってて」
みんなとは出会ってからやっと１日
まだ話す気にはなれない
信頼もまだまだ薄い
もう少し仲良くなってから話そう
でも、バレてる以上早めに話さないといけない
私からも積極的に話したほうが仲良くなれるかな？
でも私は人見知りが激しい
用事がない限り
自分から話に行くことはほとんどない
それはずっと一緒に居る花南にもしてしまっている
貴「花南にもコミュ障発揮してるにのいきなり話しかけるのはなー・・・」
こういう時だけ本当に意気地なし
勇気だせ！！私！！
あー・・・
でもやっぱり無理
貴「ゆっくり。慣れていくしかないか」
私は深呼吸をして目を閉じた
ゆっくりを息を吐きながら目を開ける
大丈夫
私は今日も生き残る
明日のために
最後の１秒まで前を向く
気持ちをいつものように落ち着かせてから
私は部屋を出て
みんなのところに向かった
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作者名：カンテラ | 作成日時：2014年11月25日 0時
