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濱田side


案の定、いつも通りうるさかった俺らは


いとも簡単に梓に気づかれてしまった。


しかも梓は見たこともないような満面の笑み


震えそうなほど怖くてゾクッとした


でも俺らは能天気に


望「なんや。笑えるんや」



重「ほんまやな!」



智「笑ってたほーがかわええで!」



照「笑う門には福きたるって言うしな!」



淳「何を言い出すかと思えば笑」


濱「でも、ほんまやなー。なっ流星」



流「笑ってた梓のほーが好き」


なんて会話をしていた


梓の顔色がどんどん悪くなっていってるのにも気づかず


嫌なことを思い出させてるのにも気づかず


事情を知らなかったといえ、


相手の顔色も見ずに


ほんまにアホやった


でも、梓はなんであの会話で倒れたんだろう


何かトラウマでもあるんかな


倒れてしまうほどの


これからは気をつけんとな。

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作者名:カンテラ | 作成日時:2014年11月25日 0時

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