好かれるあいつの秘密に (ページ10)

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おはようございますページ10

「何この人たち」

「それな。朝なんだけど」

「仲良しかよｗ」

「可愛い。写真撮っていいかな」

「いいだろ。ばれないうちに撮っとけ」

そんな会話とシャッター音で目を覚ます

え「……ん……」

そ「あ、起きた」

み「やばやば」

つ「あとで送っといて」

り「俺もー」

み「りょ」

全員が傍で立っていた

え「何してんの？」

目をこすりながら聞く

え「つーか早いね」

そ「いや、十時だよ？」

り「何してんのはこっちのセリフ」

つ「朝からお熱いねー」

み「ごちそうさま」

みんなが何言ってんのか全く分からない

俺はただAと手をつないで抱きしめながら寝てただけだし

…それのせいか

え「…お休み」

そ「ええええ、寝んの？！」

そらが叫ぶ

『ん……ぅう…』

Aがゆっくり目を開ける

『…』

そしてゆっくり俺を確認

『エイジ君、あの時寝てなかったね？』

いきなりそんなことを言うので俺の方が追い付かない

『何でソファーから降りてるんです？』

え「いや、たまたま」

『しかも手。やけに安心すると思ったら…』

くっそ、Aの最後の言葉にきゅんとしてしまった

『恥ずかしい。何のために俺がここで寝たのか話したよね？』

え「うん、聞いた。でも可愛いんだもん」

『………許す』

「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」