好かれるあいつの秘密に (ページ9)

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急な照れが発動ページ9

『みおちゃーん』

そ「寝た？」

つ「寝たな」

り「そろそろ寝るか」

そ「じゃ、お休みー」

つ「おやすみー」

『俺、みおちゃん運んでくるわ』

Aがみおかを抱き上げる

え「イケメン」

『わーい、ありがと』

ニコッとしてAが消える

もう無理、Aが可愛い

なんなのあれ

ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"

人間？人間？！

嘘でしょ

マジなら俺は今まで何を見てきたんだろう

天使ですか？天使ですね？

『何の話？天使って何？』

戻ってきたAが俺の隣に座る

え「なんでもねー」

『嘘でしょｗｗ』

え「ほんとだからｗ」

『はいはいｗエイジ君寝ないの？』

え「寝るよ。Aこそ」

『寝るよ』

その後何を言っていいか分からなかった

『じゃあ俺寝るからね』

Aがソファーにうつ伏せになる

え「え、ここで寝んの？」

『…何処？』

え「俺の部屋行けば？」

何となく言った

何となくだったのにAが固まる

『…無理//』

え「は？」

なんでAの顔が赤いのかがわからない

え「どうした？」

『何でもないよ//』

え「嘘つけ馬鹿。何？」

『………』

え「A？」

『…何でわかんないの？エイジ君のくせに//』

え「は？」

『知らない！//』

Aが顔を背ける

え「ｗｗ言ってｗ」

『………だって…エイジ君だよ？死んじゃうよ、そんなの』

え「？」

『好きな人！わかる？！』

Aが勢いよくこちらを向く。

え「…ｗｗ何でちょっとキレてんの」

『エイジ君が分かってくれないから…//』

え「可愛いかよｗどうする？どこで寝る？」

『だからここ』

え「そかそかｗｗお休みｗ」

Aの背中を撫でる

『ねぇやだ、くすぐったいからｗ』

Aがにへっと笑う

くそ、可愛い

え「ほんとに寝んの？」

『寝るってｗ逆に寝ないの？』

え「寝るけどｗｗ」

『寝るんじゃんｗｗ』

え「その前にってこと」

『何？』

Aが起き上がって首をかしげる

え「………」

『ｗｗ何？』

え「うっそーｗなんでもねー」

『ｗｗお休みｗ』

そう言うAにキスする

え「お休み」

ソファーに寝っ転がった

『ちょ、え…嘘でしょ…』

混乱するAをよそに狸寝入りを始める

ぶつぶつ言いながらAがソファーを降りる

しばらくして目を開けるとAが床で横になっている

俺に背中を向ける形

俺は自分の部屋から毛布を持ってきてAにかけ、その隣で寝た