好かれるあいつの秘密に (ページ3)

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ごめんなさいページ3

そ「えいちゃん…」

え「みおかから聞いた？」

そ「……聞いたよ…」

そらは俯きながらAの腕を掴んだ

そのまま部屋の中に入る

『え…ちょ…』

そらが何も言わずに入っていくのでついて行く

『そ、そら…？』

そのままリビングに入る

『え……？』

りっくんとみっくんが正座していた

『何、してんの…？』

Aが二人に駆け寄る

そらがりっくんの隣に正座した

そ「にー、ごめん。お前の事、信用してなかった」

り「良いやつだって知ってたのに」

つ「ほんとごめん」

『大丈夫だから、俺が勝手にやったことだし、むしろ傷つけたでしょ』

Aも向かい合って正座する

『みおかちゃんから聞いたんだ、色々。
あのね、俺、周りの女の子に嫉まれてたの
アバンティーズといるって。
みんなの迷惑になりたくなかったし、
俺が怪我しても心配するでしょ？
だから最悪の形になれば俺の事なんて忘れるでしょ？
勝手に決めて離れたんだ、ごめんね。
みんなの事も考えればよかった』

そ「俺たちの事考えたからそうしたんでしょ？
俺たちが心配しないようにとか、迷惑にならないようにとか。
なのに、気づけなくて…」

り「先生も色々聞いた…」

つ「にーの事、全然知らなかった。錦さんって呼ばれてることも」

『話さなかったからだよ、俺が悪いんだ』

み「にー君…」

みおかがAを抱きしめた

み「ごめんね…私のせいだ…」

『みおちゃん……俺のせいだよ、付き合わせてごめんね』

Aはみおかの背中を撫でる

み「んーん、私がやらなければ良かった」

『やらせた俺だよ。騙すようなことしてごめん』

み「もういいの、ありがとう」

『みおちゃん大好き』

み「私も」

みおかがへへって笑った